以前にも同じタイトルがあったような、無かったような😅

 

ま、いいよね。

 

 

住宅建築は、皆さんの一番身近な建物、そう、設計者さんがみんな大好き住宅建築。

 

どうして大好きかって?

 

そりゃね、今まで散々言ってきているけど、もちろんその用途の建物が好きだって言う設計者も大勢います、でもそれ以外で好む設計者も多くいます。

 

ある程度出来れば、あとは現場任せ、すっごく難しい構造納まりもそれほどない、だから設計者が現場に出向いてどうこうというのが意外に少ない、だから経験不足の設計者でもデスクワークで何とかやれる。

 

何とかやれるってのは、普通にではなく、余は机の上の作業だけ、そうです、現場も知らない設計者が多い世の中、自分ワールドの中で完結できることで、他の専門技術者からの指摘、様々な質問、などにね対応しなくてもなんとかなる。

 

プライドってのがある程度保てるわけよ、実際の話、そういうことをする設計者はかなりいますのでね。

 

 

ま、そういう設計者は別として、住宅建築の本来の難しさ、これはほんと何度言ってもきりがないくらいです。

 

簡単?

 

何が?

 

ただ絵を描くだけならね、ちょっとCADをかじったアルバイトの方でも作成できますよ、ほんとよ😆

 

すべての構成、取りまとめ、依頼者への様々な確認、色んなデータ収集など、図面として完結するためにはそれらを取りまとめる作業がすっごく大変なんです。

 

個人邸は特にね、以前にも話しましたけど、企業などの建物ももちろん色んな状況で取りまとめる必要があるんだけど、個人邸ってのは、感覚的なところが多いので、とらえどころがムズイんです。

 

企業様は、条件がはっきりしていることが多いので、そこに向けて進む、個人邸ははっきりしてないから、色んなパターンで検討をする、もちろん手戻りもたーくさんあります。

 

知ってます?

 

手戻りって、最終的に何も残らないから、作業をした実績として相手に実感が持たれないことが多いんです。

 

色んなプランを作成、でもそれは紙に書いた図面、そこに至るまでの作業が相手に伝わらないんですよ、これが設計と言う仕事で一番価値観を持たれないところ。

 

建物を建てれば、完成したという実態はある、でも建てることは施工者さんがメインとなるので、どうしても設計者さんってどこか影の存在なんです。

 

何もないところから、要望のスタイルを作り上げるのは設計者、そこには相手に対して実感を持たれることがすっごく低いと感じることも多々あるんです。

 

住宅建築をやっているとね、設計者さんのスキルによって作業の効率性も違うので、正直手の早い設計者さんはお客さんからすると簡単にできるんだと思われることもあります、ほんとよ。

 

ある設計者は数か月かかる、でも違う設計者は半月で仕上げる、でもさ、早い理由はね、個人差だけの問題じゃないんだよね、その裏ではすっごく努力をして、経験を積んで現在に至っている設計者さんも多く存在します。

 

そこへどう価値を見られるかってのがすっごく難しいんですよね😩

 

住宅建築は、難しいと言わるのは常に変わる感覚があること、それに対応するために色んな視点から考察する、これがねムズイんです😉

 

でも楽しいけどね、住宅建築は✨