度肝を抜く状況で建築現場の監理が始まった数か月前。
皆さんにもお伝えしましたけどね、あり得ないような状況で始まったんですよ~😱
私の知らないところで、私の予定を組まれて、自分の仕事もあるのに、
それでもやってくれと
断っても、何とかやってくれと、信じられないでしょ、みなさん、これが現実なんです。
でね、色んなことがあり、ほんと大変な現場、それで何とかここまで来たかな。
この写真は、鉄骨材に耐火被覆というものを施工した状況。
みなさんも見たことがある人もいると思います、すっごく体に悪いような感じだけどね。
これは、構造部に施工をするんだけどね、二次部材と言われる材料には施工しなくてもOK。
上にある×の部分、これは水平ブレースって言うんだけど、皆さんがよく聞く筋交いってあるでしょ、壁にあるのね、あれの水平版、分かりやすく言うとね。
これで水平のねじれを抑制するわけよ、ちなみに今回は屋根はALC材というものだけど、これは水平力には対抗できない部材だからブレースを設置しているけど、これが鋼製のデッキ材というものであれば、水平ブレースは不要、デッキ材で水平力をカバーできるのでね。
鉄筋コンクリートにはないです、コンクリート構造はそもそも鉄筋コンクリート部材でカバーできるのでね。
ちょっとマニアックな材料だけど、これは無収縮モルタルと言う材料。
耐震補強などの際、コンクリート打設の時に最上部などでコンクリートが打設出来ないところとかにねよく使うんだけど、あとは鉄骨柱の下に入れたりします。
こんなものでも、材料試験があります、Jロート試験というもの、余はモルタルの流動性などを確認するんだけど、コンクリートと同様、強度試験もします。
今回は、すっごく少量の施工なんだけどね、それでもこういう試験をしないといけないわけ。
現場では、施工数量と試験数量の割合がアンバランスって、みんなが言ってたけどね~。
そんで、こういう材料の施工後は、検査確認をします、こんなのが繰り返しあるわけよ、だから現場が進む段階で、現地へ行き状況確認などをするので、設計の現場監理ってのは片手間では出来ないんです。
こんなのが、設計業務の合間に、2現場同時進行しているわけですよ、設計業もまあまボリュームもあり、ちょい前にも話ましたけどね、このイレギュラーな現場と同様に、今度は行政機関の設計業の無理無理依頼があり、呆れましたけどね。
それも現在進行中、私の本業というかね、民間物件の方がメインなんだけど、そっちもやりつつだとほんとかなりのダメージがあります、ほんとよ😩
今はただただ進むだけなんだけどね✨