前回書かせて頂いた、技術者の減少傾向。
やっぱり経験というものが今の社会には必要なようです。
若い方でも経験豊富な方もいます、年数と比例するというのも一概には言えませんね。
確かなのは、年数なりの経験内容が実になるかどうか、よく昔の経歴を題材にして自己アピールをしている方も結構いますよね。
以前にも書かせて頂きましたけど、昔の経歴はその時は立派なものです、今の自分自身の実のなり方は、昔を見てなんて思いません。
建築関係の仕事であれば、昔は設計のチーフをしていたとか、施工では昔は大工を取りまとめていたとか、施工管理ではこんな物件をやったとかね。
よく考えてみると、こういった内容はそもそもあって当たり前な内容が結構多いんです。
その人の今が、昔の栄光に比例するだけの実のなり方かどうかは別ものです。
この業界、独立する方が非常に多いんです、ある意味最終手段的な部分でもあります。
独立しなければならないというわけではありませんよ、多分ですがみなさんプライドが高いので、他人の意見通りに仕事をするのが嫌なんでしょうね。
あとは、独立すれば稼げるということ、でもこの業界はそうでもないんですね。
一見すると稼いでいるようでも、実際手元に残るのは意外な額だったり。
仕事量は減少、でもそれをこなす業者さんはたくさん、独立すれば受け入れ窓口は増えますよね、だから需要と供給のバランスが悪くなるのは当たり前です。
結果、撤退する人や辞める人も数多くいるのもこの業界です。
だから窓口を増やすより、技術者を維持する必要があるんです。
起業して鼻高々?じゃないですからね。
起業すれば、その人の実力というものがすごく表面化されます、今までの栄光なんぞなんの役にも立ちませんしね。
それだけ堂々とできる技術力というものが、今の中高年の方にもたくさんあります、間違いなく。
減少するのはしょうがないが、今を維持するのは出来る。
もしかしたらそれ以上になるかも?知れませんよ。
出来る人のプライドと、出来ない人のプライド、この建築業界ではそれがよく見受けられます。
当然、どっちのプライドがみじめか分かります、プライドってカモフラージュするものではないですからね。
自分に自信があるから、プライドが成立するわけです、自信がないのにプライドなんて成立するわけがない。
自分を擁護するためのプライドが、この業界にはたくさんあるようです。