現在、国内で既存建物のストックが20%近く流通しているようです。

 

人工減少、新築戸数も当然ながら減少、その中で中古物件について再利用するというガイドラインがあります。

 

既存住宅のインスペクション、この概要は現在主体となっているのが一次インスペクション。

 

これは調査内容はあくまで目視などを主体として、非破壊による調査。

 

これにより皆保険などを活用できたり、不動産業では重要事項説明に記載があります。

 

で、問題は一次インスペクションはあくまで現状報告、報告内容に例えば問題がある内容があったとします、それを是正するかどうかはこの一次インスペクションでは求められていません。

 

でも、よく考えてみて下さい、現状報告をして問題がある物件を購入するという考えがあるかどうか。

 

あくまで状況報告をして、それでも納得できれば購入、後は購入後に是正をどうするかを検討する、という流れです。

 

是正する費用もどれくらいかかるかもわからず、購入してあとから高額な是正工事費用となったらどうでしょう。

 

一次インスペクションの次が、二次的インスペクション。

 

これは、劣化など問題がある部分に対して詳細な検討をすることです、耐震診断などもここに該当します。

 

リフォームやリノベーションなどをする前に、詳細な部分を検討する際に行う既存住宅診断というものです。

 

調査と診断は別の内容だということです。

 

よく現状調査を住宅診断と言っている業者もいるようですが、間違いですよ。

 

で、二次的の次が性能向上インスペクション。

 

これは余は、改修や耐震補強などの実施の部分になります。

 

最終的には、建物はある程度安全で維持できるというものが前提です、中途半端なリフォームなどでとりあえずではインスペクションの取組としては不十分です。

 

あくまで最終的にという部分が前提となって進めるのが本来の取組。

 

現状情報を伝える、これが一次インスペクションの役割、でもそこで終わっては進歩はないと思います。

 

耐震補強設計・工事、そこに付随してリフォーム工事を盛り込む、ある程度は費用も掛かる、でも先々にはそういう費用も必要になる可能性も高い分けです。

 

最初の段階で終了させる、費用削減にもなります、後でいくらでも出来るとか、面倒だから後回しする業者、結局面倒でなく効率がいい仕事だけしたいと、それが現状の業者の言い分でもあるわけです。

 

出来ない、知らない、それが中途半端な調査になってしまうということです。

 

推進するわけですからね、調査業務を増やすという趣旨ではないんです。

 

あくまで再利用という目的、費用削減なども。

 

中古住宅などの再利用、調査から検討、実施と一通りの流れを行うのが一番なんです。