建築の技術的内容(木造建築)の続きです。

 

基礎というものは、コンクリートと鉄筋とで構成されています。

 

地盤が不安定な場所では、それに追加して杭や地盤改良などの準備も必要になることもあります。

 

鉄筋コンクリートというものは、素晴らしい工法です。

 

コンクリートと鉄筋はそれぞれ役割が違うんです、なんで基礎でも鉄筋が入っていないものも結構昔は多かったんです。

 

そういう基礎は、大体ひび割れを起こしているケースがあります。

 

鉄筋が入っていても鉄筋量不足や施工不良でひび割れを起こしている基礎もあります。

 

この二つがセットできちんと施工したものは強度が高いものになるということです。

 

鉄筋は引っ張る力を負担、コンクリートは圧縮の力を負担、でトータルでバランスを保っているんです。

 

でも基礎の中の鉄筋は施工終了してしまうと見えません、だから施工中はそれが適正に施工しているかどうかを設計者は監理をします、それが設計監理業務です。

 

れっきとした法律上必要としている作業なんです、施工管理とは違いますよ。

 

それだけ設計という分野は責任があるということです。

 

木造部の構造も同様、きちんと施工しているかどうかを設計者が確認します、金物の取付方法や場所も。

 

柱、梁、他部材の状況確認もすべて、大体どこか手直しってあるんですよ、でもそれがよくないということじゃなく、そこで分かって手直しをするということが大事なんです。

 

梁の断面不足でたわみを起こすこともあります、柱の接合部も間違った方法で施工していることもあります。

 

継手や仕口などの取合いは、今ではプレカットで行うのでそれほどの間違いはないですが、大工さんが刻みをするときはたまにあります。

 

梁、柱の接合、これ一見すると合っているように思えるんですけど、そもそもその場所にその方法が適切ではないなんてこともあります。

 

継手は梁や柱と一緒なんて思っているなんてこともあるくらいです。

 

そもそも各場所の材料が負担する力は異なります、継手や仕口もそれにあった工法があるということです。

 

それを間違って施工している、これも以前にも結構ありました。

 

新築意外にも改修等などでも、後から継ぎ足しをする時って、既存材料との接合は非常にシビアなんです。

 

私たちが改修工事で、増築等する際は基本接合はあまりやりません。

 

材料接合はその場所にあった方法を検討しますが、建物自体を新旧接合するのはよほどのことが無い限り避けます。

 

でも内装は切り離しはしませんよ、あくまで構造上安定を確保するためです。

 

どうしても接合したい場合は、既存も含めて再度構造検討をします、これも結構手間もかかるし、施工費用の負担も増えます、だから避けることが多いんです。

 

これをなんなく施工している業者がいたとしたら、それは注意してください。

 

きちんと根拠ある方法でやっているのであればいいですが、そうでないただ壁量だけ検討して大丈夫なんてことだったとしたらダメ業者さんです。

 

専門的知識は経験している方に任せる、ですね。