建物を設計するにあたり、作業するものが下記のようなものがあります。

 

1. 計画プラン作成

2. 実施図面作成

3. 積算調書作成

4. 各所許可申請書類作成など

 

この中で積算という分野、これすごく嫌われる仕事、と私的には思っています。

 

だからやる人も意外に少ないんですね。

 

この作業は、工事費などを算出するにあたり、各材料などの数量を拾い出す作業。

 

すごく面倒なのは、図面の寸法などから各種材料を拾って、その数量を計算します。

 

だから図面に記載のない部分も、時には積算しなければなりません。

 

だから自分の作成した図面ならばいいが、他人が行ったものは正直寸法等が記載の少ないものも結構あります、そうなるとまず図面の内容を隅々まで確認して分からないものは質疑で対応、だから時間もかかります。

 

この積算、通常民間の業務では、各職人などの業者に図面を提出して、各々の職種から見積もりを依頼します、だから設計側では積算を行わないで工事見積もりを依頼します。

 

こういうスタイルは多分一般の設計事務所ではおおいのではないでしょうか。

 

行政機関の仕事をしている事務所は、自社で積算を行う方もいます、私もそうですが。

 

実際この作業は、設計事務所でまず行う、各種業者見積にも数量が記載していますが、それと照らし合わせて整合性を確認したりして、調整します。

 

だから時間もかかります、工事業者なども数量が間違っていることも結構多いんです。

 

現場で後から足りないから増額してほしいとか、これは非常に問題。

 

工事契約する際に見積もりの数量や単価が間違っていたら、お客さんはどう思うでしょう?

 

少量などの場合は、業者が負担しますが、かなりの量が間違っているとそうもいきません。

 

こういう不手際が極力ないように、設計側でも数量の確認のために自社で積算をする、このスタイルは本来あるべく姿なんです。

 

でも面倒だからやらない、そんな事務所が大半じゃないですかね。

 

で、積算業務では、ほぼすべての材料を計算しますが、その中で木造建築の場合、構造材や二次部材などの木材を積算する場合、木拾いをします(しない人もいるようですが)。

 

柱の長さ、梁の長さ、そのた二次部材の長さ、これは各長さごとに材料を何本必要かを算出するんですが、通常販売している材料って規定寸法があります、頼めば切りぞろえてくれますが、通常は現場で加工します、構造材は別ですけど。

 

だから切った場合、半端がでますよね、でもその半端材を他に使える場合もあります。

 

それを見込んで本数を算出するんです、だから無駄が少ない、よって費用も削減できるということ。

 

これ、馬鹿にする人もいますが、少量であれば大した費用の削減にしかならないが、数量が多いと結構馬鹿にならないんですよね。

 

木材って結構高いもので、半端が現場で処分されるのであればどんどん利用できるものはしないとと、思うのはお客思い。

 

余分な材料を見積もりに計上して、費用が上がるなんてこともあるんです。

 

建築物意外にも、外構エクステリアも同じです、ウッドデッキなども堅木を使うと結構な費用になりますから、そういう木拾いをきちんと業者側で行うのがプロ意識。

 

でもこの作業結構難しいし、手間もかかるんです、でもねやらなければね~。