入社した当初、辞めたいと思っていました。
わりと最初の頃からです。
もともと人見知りであることと、
初めて建設現場に入って右も左もわからない。
なにをしていいのかもわからないし、
ものの名前ひとつわからない。
一緒になった先輩や上司も、
決して優しいというタイプの人ではありませんでした。
建設現場、現場監督というのは、常に「臨機応変」が基本です。
職人さんのように、1日の作業内容はこれ!と
はっきり決まっているわけではありません。
もちろん、その日のうちにやり終えないといけないことなんかはありますが、
若手社員の場合、たいてい指示をもらってそれをこなすのが精一杯です。
急に職人さんに声を掛けられて違う仕事に走ったり、
予定外のことが起こるのは日常茶飯事です。
そんなこともあって、
なにをしていいのかわからない、
指示ももらえない、となれば
自分はいなくてもいい、ということになるわけです。
その当時は、いつ辞めてもいいや、と思うようにしていました。
辞めてはいけない、くじけてはいけない、と
自分を追い詰めることのほうが、苦痛だからです。
いつでも辞めよう♪くらいの気持ちで、
毎日ひたすら時間をつぶすようにしていたのが、
入社後4か月間のことでした。
建設女子