恒例の春の古本まつり。



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盛林堂(西荻窪)のブースには大量の文庫本。加太こうじ『紙芝居昭和史』(旺文社文庫)、橘外男『妖花』(中公文庫)などを入手。


小宮山書店のガレージでは、なんとロラン・バルトの『記号の国』(みすず書房)がバーゲン本の中に(『表徴の帝国』の邦題で永らく流通していた同作も、調べてみたたらみすずの著作集は版元品切の模様)。


古書会館の地下ではトゥルニエ『魔王』の初訳版(二見書房)を発見。これも改版はみすず書房から出ている。




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60年間続いた老舗も今月末で閉店。最期を看取ろうとする行列の長さに、入店は諦めた。

街も人も確実に変わっていく。その速度について行く力が自分にはもう無いことを痛感する、ここ最近の日々。




ここ一ヶ月の収穫の一部。


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長田弘さんのエッセイで言及されていたジョセフ・コンラッドの「ノストローモ」が収められている、稀少な一巻も入手できた。










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水が尽きるように、言葉も尽きた。


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