四月に入ってからの、生活上でのいちばん目立った変化と言えば、通勤にPASMOを使うようになったことだ。
それまでは毎回切符を買っていた。PASMOにチャージする方が面倒くさい、という本当に変わった人間だったわけだ。
だが、初乗り運賃133円と140円の差の累積は想像してみると恐ろしい。というわけで仕方なく、ようやくPASMO使用者の仲間入り。
(駅の改札では、料金不足で閉まったゲートを突破してしまう人間をほぼ毎日目撃する。結果としてのキセル乗車による、JRの一日の損失額はどれくらいになるのやら)
そんな風にこちらなりに、世界の変化に適応しようとしていても、古本漁りは(こればかりは増税しても)止められない。

先週のブックオフでの収穫。
サイードの自伝は(定価の半額以下の)950円。小口にわずかな染みがあったから値が下がったのか。この値段なら文句は無い。
傑作『天職の運命』の著者、武藤洋二氏が御自身でも詩を書かれているのは後で知ったのだが、その現物を200円で手に入れられるとはこれまた予想外の嬉しい出会い。『神聖喜劇』再再読の合間をぬってキチンと読み込みたい。
『天職の運命』についての過去記事はこちら↓