2009.12.31.
午前10時過ぎ起床。
「年末年始の空いた時間、しっかりじっくり古典を読むぞ」という密かなる(笑)意気込みのもと、正午から午後3時までダンテ『神曲』(平川祐弘訳、河出書房)を読み始める。恥ずかしながらキチンと読むのは今回が初めて。

午後3時から5時まで、読書中断し、テレビ東京にて映画『続サラリーマン忠臣蔵』を鑑賞。森繁さん追悼企画。加東大介、東野英治郎、三船敏郎、小林桂樹、左卜全等なにげに名優ぞろい、しっかり笑える固い作りに邦画黄金期を偲ぶ。この中に映った、吹き抜けの大きな名曲喫茶はあの伝説の新宿「風月堂」かしら。

その後、家族全員で年越しそばとワイン。したたか酔う。

自室にてほろ酔い加減のまま、『神曲』読み進める。この日はなんとか「地獄編」のみ読了。

テレビリモコンを片手にしばしザッピング。格闘中継の佐々木希、確かに美人だけどそこはかとなくお●系な感じが漂うのはこちらの気のせいか。

紅白もドラえもんもダイナマイトも見ず、教育テレビの「年越しクラシック」にチャンネル合わせ、第九をBGM状態で流す。

午後11時を回り、録画していたビデオをセット。既に何度も見ている「Kaori Kawamura Thank you Roll on!!」をもいちど見る。やはり2009年はこれを見て見送るのが正しい。渋公ライブのあたりで日付が変わった。

2010.1.1.
やはり午前10時過ぎに起床。雑煮にカズノコの正月料理。
本日、自分宛てに届いた年賀状は2通。年々減っていく。去年暮れ、立て続けに3人から喪中のハガキが来たので、今年は例年以上に受け取る賀状は少ないだろう。

午後1時、寒中見舞いのハガキを投函がてら、ブックオフに。やけにガランとしていて「不景気だな~」と勝手に感慨に浸っていたら「セール、1月2.3日開催」の文字発見。明日だったのか…早とちり。
ざっと棚を見渡す。明日、雑踏を掻き分けてまで買いたい本の無い事に妙な安堵を覚える。にしても「2冊1200円」て、200円てハンパは何。ここ数年のブックオフはこういう所がシブチンなんだよな…

こんな感じで華やかさの微塵も無き、新年第一日。
にしても月日の経つのは早い。2010年も残すところ364日しかないよ(笑)