しごとの関係で、明日から上海へ出張。


上海といっても、俺がいくのはその外れ。。。


でも、中国で一番経済成長率が高い「市」。


それは、昆山市。江蘇省にあり、一部工場地域が


中国であって中国でない。


その場所は輸出加工区といって、たとえば中国国外から


材料などを輸入しても関税など税金がかからない。


でも、外国扱いなので、なにかと面倒。


今回の出張は1週間の予定。また面白いことあったら


アップしまーす!!




前回、「収入が定額で増える」場合と「収入が定率で増える」場合


であったが、それと同様に考えればローン計算ができる。


●元金均等返済 (収入が定額で増える場合と同様)


「元金均等返済でローン2400万円(金利5%)20年で借りる」


っていってもよく分からないから、分解して考えると・・・


「元金」は2400万円


「元金均等」にすると2400万円÷20年=120万円/年


「元金均等返済」は、毎年「一定の元金」と「残りの元金に対する利息」を返済すること。


     (元金)     (金利分)

1年目 120万円+2400万円×0.05

                120万円

2年目 120万円+(2400-120)×0.05


3年目 120万円+(2400-120×2)×0.05


20年目120万円+(2400-120×19)×0.05

                  6万円

という返済になる。金利分の総額をまとめると・・・


S=2400×0.05×20-120×0.05(1+2+3+・・・+19)

                          等差数列

等差数列の和は「最初と最後を足して項数倍して2で割る」だから


(120+6)×20÷2=1260万円


と、こんなにたくさんの利子を払う必要がある。ヽ(゚◇゚ )ノしょえ~








人生に大きくかかわるのにめったに使わないため、損をする人が多い。


それは数列。(なつかし~)


●定額で増える収入の場合


年収800万円で毎年16万円増えると10年後の総額は?


1年後816万円  2年後832万円・・・・10年後960万円を足すなんて知性不足!!


等差数列の和で考えると、例えば1、3、5、7、9と増える数列の場合


   1+3+5+7+9=?

 +)9+7+5+3+1=?

  10+10+10+10+10=50


と逆の順番にしたものならべて足しちゃう。


それを2で和ってわると?=25


つまり・・・


{(初項)+(最終項)}×項数÷2


「最初と最後を足して項数倍して2で割る」と覚えとけばよし!


確かめると・・・


(816+960)×10÷2=8880万円なり!


●定率で増える年収の場合


年収800万円で毎年2%ずつ増えると10年後の総額は?


a:初項 r:項比 n:項数


等比数列の和 S=a +ra+r^2a+r^3a+・・・r^(n-1)a ・・・①


r倍すると   rS= ra+r^2a+r^3a+・・・+r^(n-1)a+r^na ・・・②


①-②をすると(青文字は相殺されて)


(1-r)S=a(1-r^n)


よってS=a(1-rのn乗)÷(1-r)


この式の求め方を覚えておけばよし!


たしかめると・・・


S=800(1-1.02^10)/(1-1.02)=約8935万円