クレカ現金化問題はカード会社の責任 | 株のブログ~株で儲ける思考法~

クレカ現金化問題はカード会社の責任

 ひたすら煽るマスコミ


今話題のショッピング枠の現金化問題。

何チャンネルか忘れましたが、昨日の夕方も特集組まれて放送、

移動中でしたのでなんとなく見てましたが、終始クレカの現金化をひたすら問題視してました。


現金化現場を押さえたはいいものの、「業者に違法性の自覚はありますか?」

とそれだけをひたすら聞き続けるも何のコメントも得られず、

正直建設的で論理的な取材が出来ていたとは言いがたい。


まず、「本当に違法なのか?」これの説明が放送中何もされていないんですよね。


 何が問題なのか

なんとなく考えてみて、クレカ現金化の何が問題かを考えてみました。


1.現金化詐欺

クレジットで買ったのに業者から買取額の受け渡しがない。

要するに完全な詐欺ですよね。

商品代金もらって、商品送らないのと一緒。


2.クレジットカード会社の利用規約違反

これは完全に利用する消費者の責任ですよね。現金化業者は関係ない。

だって金券ショップ、リサイクルショップとやっていることは同じ。金に困った人からそのものを買い取っているだけですから。


3.手口的に良くないイメージがある。

要するにこれですよね。イメージが悪い。これに尽きるw


 クレカ現金化は問題無い


前々から見ていて思っていたことですが、私個人ではクレカ現金化の何が問題なのか分かりません。

(詐欺は論外ですが)


だって冷静に見てみると、クレジットカードで買ったものを売却しているだけですよ?

自分でもありますよそんなこと。(カードでゲーム買ってみたものの、クソゲーで半値で即売却とか)

これも現金化ですよね?


企業だって毎日同じことしてますよ。

手形取引なんてその際たる例ですよね。(半年後期日の支払手形で支払い、翌月現金集金なんてことは日常茶飯事です)

これも用は信用の現金化ですよね?


法律のど素人で、かつ勉強する気もないので、実際法律上どうなっているのか知りませんが、

合理的に考えていくと違法性はないというのが筋道ですよね。

下記のような指摘もありますが、これは利用する人の問題であって行為自体の問題ではないですよね。

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「カード会社への支払いが終わるまでの間、その商品の所有権はカード会社に留保されています。そのため、支払いが終わってないにもかかわらずその商品を現金化業者に渡してキャッシュバックを得ようとすることは、カード会社への詐欺に当たる可能性があります。ですから、商品が手元に送られてこない現金化はクロと言っても過言ではないでしょう。」

規約に違反したくらいで・・・と思われるかもしれませんが、

と、クレジットカードを取り上げられるだけでなく、すぐに一括で支払いを迫られるというリスクがあるのです。

※ソースhttp://www.oooka.gs/credit/index.htm より引用

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 現金化問題の主犯


言うまでも無く、このきっかけを作ったのは貸金業法改正でしょう。


そして何よりもカード会社の責任でしょう。

失業中でで借金600万の友人のショッピング枠は200万円だそうです。

ちなみに彼の直近の年収で350万ですよ。


カード会社のこういった与信の甘さ、(というか与信の無審査w)が一番の原因であると考えています。


このまま現金化が続けば、数年後には各カード会社はローンの焦げ付きで大変なことになるかもしれませんよね。


きちんと審査をしたうえで、実情にあった与信枠を設定する仕組みをつくりさえすればこのような問題は起きないはずです。


考えてみてください。

現金化するような人に100万もの与信枠を与える方が悪いと思いませんか?


だから各カード会社はこういった現金化業者の食い物にされるんですよね。