母が伯父に借りた160万円 | アルバイトのキャッシングのブログ

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私は高校生の時に父を亡くしました。弟は当時中学生。2人とも学費に一番お金のかかるときです。残された母はさぞ大変だったでしょう。けれど、私たち兄弟には「お父さんの保険金がたくさん下りたから、お金の心配はしないでいい」と言っていました。
私たちもそれを信じて、大学まで進学したのです。
ところが、その14年後、母も他界。私が喪主になって、葬儀全般を済ませ、四十九日納骨が終わったあとのことです。伯父(母の兄)から「会いたい」という連絡がありました。ついこの間、納骨法要で会ったばかりなのに、何の用かと思いながら、伯父と会いました。
すると伯父は、1枚の「借用書」を私に見せたのです。それは、母が伯父から借りたお金の借用書だったのです。伯父の話によれは、弟が大学進学するときに、どうしてもお金が足りず、母は伯父に泣きついたのだそうです。
まったく知らない話です。けれど伯父はそんなウソをつく人ではけっしてありませんし、借用書の文字はまちがいなく、なつかしい母の筆跡。
私は伯父と母に感謝しました。借用書に書かれた金額は160万円。ちょっとおどろく額でしたが、弟にも話し、半年後には全額伯父に返済しました。
伯父は今でも健在。その一件以来、伯父との関係が深まり、良き相談相手になってくれています。今にして思えば、母の借金が、私と伯父の縁を深めてくれたわけです。