こんばんは!

 

鹿児島県は大隅半島の山あいエリアではあちらこちらで田植え真っ盛り!

真っ盛りと書けば、にぎわいのあるイメージがわくかもしれないけど、実際はどこの田んぼも一人か二人。それもおじいさんとかおばあさんが頑張っているところも多々見受けられる。

 

私も頑張らないと。

 

 

 
6月8日土曜日 天気は雨、ときどき曇り。
午後から、代かきに入ることに。
日曜日に一気にやろうと思っていたが、少しでも進めておこうと。
(↑それでも、この見通しがたいへん甘かった(-_-;))
 
 

 
一部、沈むところがあり(通算2回、トラクターはめて、プロに救援を依頼したことがある!)、慎重に。
 
夕方までかかったが、隣の小さいところと合わせて2枚の田んぼ、代かき済み!
(よし、これで残すは2枚。明日で十分やれるだろう ←これが甘かった)
 
 

 
昨年の土砂流入で高くなったところ、砂がぎゅっと詰まっていて、まったく言うこと聞いてくれない!
水を含めば言うことを聞いてくれるだろうが、反対側の低いところはもう相当の水位になっていて(畦も決壊しそう)、水が深いと代かきがうまくできてるのか、まったく分からなくなってくる。
水のしみこむ部分を少しずつ拡げ、土砂をゆっくり動かす(^_^;)
 

 
結局、その日は終わらず、月曜日に持ち越し。

 
 

おー、やっと動いた!
ロータリーの爪を回さず、ただ引っ張る作戦、も駆使して。
 
 

 
下のもう1枚も今回はえらく時間かかった。
やっとトロトロ感ができてきて、トラクターを脱出させたところ。

このあとは手作業。トンボで1時間くらい、泥を高いところから低いところへ引っ張った!
 
代かきに3日もかかってしまって^^;(2.5反ほどと小規模なのに)
 
月曜日は晴れて仕事日和なのに、現場も休んで。
 
いかんなあ
 
代かき専用のハローという機械を買うか。中古ででも。
いや、年1回の作業に、それもこんなちっちゃな田んぼのために、道具をまだ増やすか?
置く場所から作らんといかんよ?
 
時間さえあれば、トンボで引っ張る、で上等なんだが☺
(そうだ!トンボ要員を募り、トンボを何本か買っておけば、楽しくわいわい、一石二鳥では!)
 
 
 

 
11日火曜日、田植え!
昨日代かきした田んぼ、まだ1日も経過していないから不安だが、かめ爺さん「水を落とせば大丈夫だろう」の一言で、決めた。
 
この、苗を運ぶのも地味に時間のかかって、けっこう体力も消費する、一仕事だ!
(皆さん、当たり前にされているから偉いなあ、と思いながら)
 
 
 

 
我が家は田植え機を持たないので、例年かめ爺さんにお願いしている。
2枚目、なかなか順調。
今年はラインが乱れているところもあったり、し忘れの箇所もあったりしたが、後でうかがうと、どうも体調がすぐれなかったとのこと。血圧がいつもより低く、ふらふらしてたとのこと。かめ爺さんも80歳を超えているもんなあ。次の日は元気になっていたのでひと安心☺
 
 

 
3枚目の、例の土砂が流入した広い田んぼ。
アクシデント発生!
 
 

 
苗を載せた台が左右に動くのだが、それが動かなくなり、爪は空をつかむことになり・・・
 
農機具屋さん来てくれるも、これは持ち帰らんと直らん、と。
 
さて困ったぞ、苗には薬をふってあるから、1両日中には植えないといけない。田んぼもせっかく水を落とした。このままだと泥が乾いて硬くなりすぎてしまう(代かきの意味がなくなる!)。それに、明日も仕事に行けなくなる(-_-;)
 
かめ爺さん「こうなったら、富じいさんに頼もんでみるが、私が言ってくるから!」
 
 

 
翌日水曜日朝。
富じいさん、機械持ってきてくれ、無事終了!
遠くに、見守りに来てくれた(自称:監督に来た)かめ爺さん↑
 
 


苗箱はきれいに洗って、育苗農家さんにお返しする。
この水路でブラシを使って洗うのだが、ずっとかがむので腰が疲れたよ
 
 

 
捕植。
田んぼは真四角ではないので、どうしても苗が植わっていない、スペースがところどころにできてしまうが、この一番たいへんな作業を主にしてくれるのが、ばあば(私の母)
 
(こういう手作業、みんなでワイワイできたら最高なんだがな!)
 

 
補植が済んだら、水をタンタンッに溜めて、それから水門を閉め、除草剤をふる。
 
 
 

 

田の低いところは水位が深くなり、苗があっぷあっぷしていて、あまり良くはないだろう。

泥もまだ柔らかすぎて、浮いてくる苗も多々あり。

 

反省と気苦労の多い、2024年の田植え、でした!