8月10日木曜日。

 

台風6号が北に抜けました。九州を縦断するかたちでしたので、各地で被害も出ているようです。皆さんは大丈夫でしたでしょうか。

田んぼのほうで被害が出て、これから復旧に追われるとこトンです。

 

 

「田んぼがたいへん!とにかく土のう袋を買ってきて。100枚くらい。」

 

朝、実家に向かう途中に電話があり(>_<)、ホームセンターで150枚入手し、田んぼへ。

 

 

 

 
下の田ではこのように土手がえぐれ。
 
 
 
 
土手だけでは済まなかった。苗ごと崩落している。
 
 
 
上の田に行くと、一見変わりはなく、少しほっとしたが、その瞬間異変に気づく。
 
「水路が、ない・・・。」
 
 
 
 
水路が埋まり、行き場を失った水と土砂が田へ。
 
 
 
反対側から見ても、結果は変わることなく、むざん。
 
 
 
ほかにもところどころ、土手の弱いところが崩れている。
 
駆けつけたときは、右の水路の水位が異常に高く、原因は流されてきて途中で挟まったりしている大きな石や土嚢(どのう)、流木などであった!
 
取り除いたら、もとのごとくの水位に。
 
 
 
入口の崩落部分は、苗の根っこで土留めする応急処置。
(ばあばが泣く泣く、稲を鎌できってくれた。)
 
これから出穂期を迎えるので、水はためておかないといけないからだ。
 
自分の現場の様子も確認しないといけないので、ここで田んぼ作業はいったん止め、一路、北20キロ離れた現場へ。
 
 
 
林道は雨後はいつも水たまりが大きかったが今回はほぼなし。水切りの効果だ。
 
 
 
林道のこのあたりとその先は、けっこうえぐられている。水切りもとうとう濁流に負け、押し切られた跡が。
 
これは仕方がない。流れを分散してくれたおかげでこの程度で済んだとみよう。
 
明日にでも1号で補修しよう。対処療法でしかないが。
 
 
 
現場に着くと、2本だけ立木の先端が折れて、倒れていたが、ほかは特に大丈夫そう。
 
1号と2号のシートに風通しなどして、また田んぼへもどろう。
 
 
 
 
途中、以前と異なる風景に驚き、思わず停車。
田んぼが土砂で全滅しているではないか。
 
いのししよけのピンクテープがきれいに張られていて、持ち主が大切にしていた田んぼであることが察せられる。
 
持ち主さんは悔しかろう。
 
 
 
 
まずは上の水路を何とかしないといけないので、鍬で土砂をすくっては土のう袋へ。
 
その数、70となったところでタイムアップ。体力もギブアップ。
 
 
水路開通まで遠い道のり。
 
同時に、田んぼに水を入れたが、田んぼのほうが土砂で高くなっていて、水が入っていかない(>_<)。
 
仕方ないから、鍬で田んぼの中に水路みたいなものをつくると、ようやくすこしずつ中へ。
 
続きは明日。
 
 
 
 

 

子、台風のさなか、パズルを完成させ、ご満悦(*^^*)。

 

夏休み、田んぼの作業も手伝ってね。