ところで、
「田起こし、荒起こし、というけど今日の私の作業はどっちにあたるのか」と念のため調べてみたら、
<土おこし(荒起こし)とは、作物の作付けをしばらく行わない時に、畑や田んぼの土をスコップなどで、大きな塊のままひっくり返すように掘り起こして、そのまま放置する作業のこと>
さらに、さすれば、
<土の粒と粒との間に適度な隙間があるのが特徴で、その隙間に空気と水が蓄えられるので、保水性と排水性とを併せ持つ、作物の生育に適した理想の土となります>
(全農のサイトより)
「な、なにー。今日やったことはまるきり反対ではないか。しまった。そう“団粒構造”の土が良いとか“乾土効果”とか聞いたことある。荒起こしはそのための作業だったか。」
1年に1回きりの作業なんてコツを忘れてしまうよ、と思ったことのある皆さんこんにちは、1回目の田起こしで代かきのように仕上げて?しまったとこトン、です。
でこぼこな耕盤(去年、ロータリの使い方で失敗し、とても深いところができたまま)の修正が主な目的で今日は作業したのだから、まあいいじゃないか。と自分を慰める。
なにやってるニャー
今日を振り返ろう。整理せねば(^_^;)
れんげ草の花もすっかり黒くなり(種ができたということ)、田植え前の田起こしの頃合いです。
この田(うしとんたいの田、と呼んでいる)は、よく水漏れがするので、まず畦の補強から。畦塗りを意識して、鍬でせっせと。
トラクターで耕うんししやすいように、角も出して。
写真手前に水の出口があるので、田んぼの高低としては写真の左側が高くなければいけない。のだが、なかなかそうはなっていない。(毎年ちゃんと考えて段取りしていないからでしょ(^_^;)。
泥を動かすこと意識しながら、右から左に、耕うんしてみたり。
過去、「うしとんたい」の田はトラクターが二度はまって、専門に救援を依頼せねばならなかったことがある、私にとっての鬼門の田。
泥にはまるくらいなら、と、水をどんどん入れて、タイヤに泥をつかなくして、はまらないようにする作戦。
団粒構造、とか乾土効果(けんどこうか)、という単語は頭にありませんでした(^_^;)。少しでもおぼえていたらなあ。ちがう作戦をとったことだが。
耕うんに並行して、畦塗りも。
うしとんたい、の田では深いところがあって、トラクターのセンサーでもつかみきれず、かえって深く爪が入ったりしてさらに状態を悪くしたのが去年まで。
そういうときは、この「尾輪」(びりん)を使えばよい、ということに気付いたのは去年の田起こしの途中からだったっけ。
私、そのことだけは憶えていたので、今回、尾輪をしっかり使って作業しました。
だいぶ、平らになってきた感触あり。
尾輪があれば、ロータリーの爪がぐーっと深く入ろうとするとき、尾輪がぐいっ、と底にあたって、これ以上深くはだめだよ、ってロータリーに教えてくれる。
尾輪、あんたは偉い!
しかし、そういうことで、うしとんたいはすっかり代かき状態で、乾土効果は望めそうもありませんが。
もう1か所、少し離れたところにある「条が迫」の田はさっきの田ほどやりにくい田んぼではないので、水は入れずに、ごく当たり前にやれました。(昨日の土曜日、雨の中でしたが。ン、乾土効果、大丈夫⁉)
やっぱり錆びていました。
明くる日、つまり今日ですが、朝、車に乗ると、今度は左側のウィンカーが切れている。昨日は点灯していたのに。
なんてタイミング!
昨日左も交換しておけばよかったか!
明日、あさ一番に直してもらいに行こう。
二度手間だが、1週間の始まりだから!