帰りのフェリーで、真っ暗な甲板で満天の星空を見ながら、この文章を書いています
佐多岬についてから展望台に登り、管理人の方とお話をし、旅人とお話をして、佐多岬を後にしました
自分が走ってきた距離を噛み締めながら、今回の旅で初めて戻る道を走ります
荷物が軽くなったように感じました
坂道を登り、下り、また登り
佐多岬ふれあいセンターという宿泊施設につきました
展望露天風呂、おいしいご飯、オーナーがサービスしてくださったビールと焼酎
全て綺麗なものでした
次の日の朝、道の分岐点までバスで輪行し、ノエルを組み立て走り出す
最後の目的地、志布志に向かいます
快晴
空は青々とし、日差しが降り注ぐ
急ぐ必要もなく、ゆっくりと、ゆっくりと、進みます
それでもあっという間、志布志市に着きました
道の駅でご飯を食べて外に出ると、旅好きなマダムと紳士に出会い、志布志駅で5時に待ち合わせをして、お宅でご飯をいただくことに
そして、そのまま泊めていただきました
お二人のお話をたくさん聞かせていただき、綺麗な価値観を感じ取りました
僕が理想とする価値観をお持ちの方たちでした
僕のために朝早く起きてくださり、軽トラでノエルと僕を港まで送ってくださりました
旅好きな紳士に出会い、元気で面白いお兄さんに出会い、南国が好きなお姉さんに出会い
最後の最後まで出会いに恵まれた、良い旅でした
僕は自転車も旅も、まるっきりやったことがない初心者です
初心者が最南端まで辿り着くことができるのか
広島までさえも行けるのか
もしも最南端まで辿り着くことができたのなら、何が待っているのか
毎日毎日、たくさんの想いが頭を駆け巡りました
そして、何とか広島まで辿り着けた時に、相棒に名前をつけました
ノエル
僕を広島まで運んでくれました
でも、僕の力だけではありません
1人旅でしたが、そこにはたくさんの方との出会いがあり、たくさんの応援がありました。
くじけそうになったこともあります
それでも、そんな時にいつも誰かに出会い、「がんばれ」と声をかけていただいて、また前に進む力が生まれました。
人の声
その力は計り知れないと実感しました
そして、人と人との間にも限界はありません
僕が最南端まで来ることができたのは、僕に関わってくださった全ての人のおかげです
1人では限界はあるかもしれない
でも
人と人が繋がれば、きっと限界は存在しないのだと、そう思います
No limit
限界はありません
これが僕が最南端の先に見たものです。
これで僕の最南端を目指す旅は終わりです
ですが、これからまた新しい旅が始まります
1つの旅の終わりは、旅の始まり
人生は旅です
1つ1つの旅を、この一ヶ月間のように毎日楽しめるように、
精一杯過ごしていきたいです
準備から二ヶ月間、
ありがとうございました!



