最近使っているChatGPTなどのAIツール。便利なだけでなく様々なリスクについての指摘も多くあります。

そんなリスクについて考えてみました。

 

生成系AI(文章などを成果物として生み出すAI)のリスク


オリジナリティ

個人の独創性、オリジナリティは尊重されるべきである。自分の経験や思考を元にして生み出されたモノは、唯一無二である。
生成系AIツールが生みだした文章などを、自分のものとして利用することは自分自身のオリジナリティを否定してしまうことにならないだろうか。

AI任せにできれば楽です。楽をした分別のところで自分の力を発揮できればいいのですが、たいていは楽しただけで終わってしまいます。そして楽を続けていると、楽をした分野での自分の能力は確実に落ちていくのでした。

間違い

生成系AIツールによって生みだされたものは、一見して正しいように思えることが多いが、その回答に間違いや質問者が求めていることと違う内容になっていることがある。信憑性・妥当性を検討しなくてはならない。

いや本当に間違いは多い。求めていることからズレた答えが返ってくることも少なくなくて、笑っちゃいます。

法的リスク

生成系AIツールによって生みだされたものに著作権侵害など、法的なリスクが存在する可能性があります。現在はあいまいにされている生成物の利用が将来的に法的なリスクを伴う可能性もあります。

これはまだ結論が出ていないようで、将来的にどんな法整備がなされるのか・・・・生成物は出典を明記して使う”引用”の形式で利用すればいいのかな。

情報セキュリティ

インターネットを介して生成系AIツールに入力した情報は、ツールにより収集してAIの学習に利用されている可能性がある。生成系AIツールに、個人情報、機密情報などを入力してしまうと、情報漏洩の危険を伴う。

AIツールに限った事ではないけれど、チャット(対話)型のツールだとより気をつけないといけない所かも。

 

他にも社会的、倫理的なリスクがたくさん指摘されているようだし、お遊びで使っている文意はいいかもしれないけど、考えながら付き合っていかないといけない道具ですね、AIツール。