食品の包装材や飲料などの容器、自動車や家電のパーツなど色々な分野で使われているプラスチック。軽くて壊れにくく、酸やアルカリにも強い優れた特性がありますが、その特性ゆえにひとたび自然界に放出されてしまうと長い間分解されません。海に流れ出したプラスチックを回収するのはほぼ不可能。海流に乗って世界中の海を漂いながら、一部は海底に沈み蓄積します。私たちが目にできる海洋プラスチックは海岸に打ちあげられたごくわずかなものでしょう。
一見して綺麗に見える砂浜であっても、一掴みの砂をふるいにかけてみるとたくさんのプラスチック片が現れました。
赤や青の色のついたプラスチックは何かの製品の一部だったのでしょう。
丸い粒状のものは、プラスチック製品の原料となる「レジンペレット」です。
拾ってきたプラスチックを洗って乾かしました。
集めた海洋プラスチックを色ごとに分けてビンに詰めてみました。
緑色と青色が多いですね。