飲み終わったペットボトルはラベルをはがし、キャップを取って別々の資源ごみとして捨てる必要があります。
ボトル本体はPETとしてリサイクルし、キャップとラベルはプラとしてリサイクルされます。どちらも同じく石油から作られたプラスチックですが、同じようには処理できない、もはや全く別のものなんですね。
このペットボトルのラベルにはボトル本体の材質がPETであるだけでなく、キャップがPE(ポリエチレン)でラベルがPS(ポリスチレン)だと表示されています。
ラベルの材質がポリスチレンということは、プラバンと同じです。
つまり、ペットボトルのラベルもプラバンのように縮むはずです。
さっそく加熱。
ただし、ラベルのように薄い材質をオーブントースターで加熱すると、かなりの確率で丸まってくっついてしまうので、加熱はエンボスヒーターを使いました。
一気に加熱するとオーブンを使ったときと同じように悲惨な結果になるので、様子を見ながらゆっくりと加熱します。
くちゃっとなっても慌てずにゆっくりと、やけどしないように気をつけながら。
縦方向よりも横方向にどんどん縮みます。
ラベルの材質によって縮み方が全く違います。
手触りがシャカシャカする材質(PSポリスチレン)で、厚めのラベルが上手くいきました。
薄いラベルはフチが丸まってキレイに縮みません。
全くダメなのは、引っ張ると伸びるビニールのラベルです。
栞として十分使えそうです。