オリビア・ニュートン=ジョン が「フィジカル」をヒットさせて始まった80年代は、エアロビがブームとなり単なる健康志向から、運動がファッションになり見せるカラダづくりへと変わっていった時代だったように思います。今も続く雑誌の「TARZAN」が創刊されたのも80年台の中頃で「フィジカルエリート」なんて言葉が使われていました。

 

ターザンと言えば、ジャングルの中をツタからツタへ飛び移り移動するイメージが強く、子どもの頃はロープがぶら下がっているとつかまって「アーアァー」と叫びながらジャンプするのが定番の遊びでした。

とはいうものの、本物のツタでターザンごっこをする機会は無く、たまにツタがぶら下がっていてもぶら下がると切れてしまう細いものばかりでした。

よく見かけるのはこういう細いツタですね。

このツタは園芸店でよくアイビーとして売られているセイヨウキヅタ(Hedera helix)とは違う種類で、キヅタ(Hedera rhombea)のようです。

 

キヅタとセイヨウキヅタの見分け方は茎に細かい毛があるかないかで判断します。

キヅタの茎に毛はありませんが、セイヨウキヅタには細い毛がたくさん生えています。

キヅタの茎にも毛のようなものはありますが、これは気根です。

 

こんなふうに気根を使って木の幹などに張り付いて成長します。