ダムカードはこの資料館でもらえる。
通称は「おじゃーる」。ここにJR管理のダムの展示館がある。平日の夕方、雨も降っていたのでほとんど貸切状態で入れた。去年くらいにオープンしたみたい。
「おじゃーる」の入口。
JR東日本の全面協力、というかJRが作ったのだろうか。入場料はもちろん無料。
JRの環境活動の紹介から始まり、
青い導水管のような「ゲート」を通って、
ダムの上にいるかのような青さの展示室
信濃川発電所とは
それぞれのダムが連携し、発電を行っている
信濃川の発電ダムの歴史
その模型もあった
この発電所の特徴
宮中取水から山本調整池、小千谷発電所までの流路
この橋梁を見て思ったが只見線の復旧はまた別なのだろうか
時間帯に合わせて発電量を調節している
水力発電について。勉強になるねえ
水力発電の形式
模型もある
ターボのような機械。中は空気じゃないけどね
フランシス水車
発電の仕組み。
ここからはJR東日本の紹介。正式名称は東日本旅客鉄道。たいして日本貨物鉄道。鉄道会社最大手。
あ・ら・かると
こういう知識って、覚えるのも楽しいし、実際乗って体感するのがいいんだよね。
子ども用の遊びスペースも
そして鉄っちゃんにはたまらないのがこれ。
裏はどうなっているかわかるかな。
そう。鉄道の運転シミュレーション。マスコンとブレーキを使って制限速度に注意しながら停止位置に止めればOKだ。基本は「ハンドルのない車」と考えれば運転は楽。
二回目で時間と停止位置を合わせられた。
上越線と山手線バージョンがある。こんなのがタダで遊べるなんてこの辺に住みたいねえ。
夏休みとかはにぎわうのかねえ。こんないい場所なのに。しかもタダで入れる。今日は閑古鳥が鳴いているけれど
ダムカードはここで声をかければもらえる。
ここからはちょっと大人の話。といってもいやらしいものではない。
信濃川発電所での不適切な事象もあったみたい。コンプライアンス(法令順守)の問題かね。
概要はこんな感じ。提出すべき届け出を出していなかったみたい。
それが引き金となってここに電力館ができたんだね。
年表
CSR推進活動
鉄道もペイントされているね。
ダムと鉄道がこのようにコラボしている、非常に珍しい展示館だった。
このようにコンプライアンス違反事例を積極的に公表し、信頼回復の足がかりとしていくことは、非常に企業にとって重要なことだと思った。ただ遊びに来るだけではなく、このような別の目的も持ち合わせてこの建物が建っていることを考えなければいけないのだな、と感じた。
どれくらいの来場者が集まっているのか知りたいところ。また今度繁忙期にでも行ってみようか。
じゃあアディオス。