人を好きになる事の、切なさや苦しさや虚しさだけを、幾度となく経験してきた。
これが試練だというなら、あまりに過酷過ぎる。
自分の行いの結果だとするなら、何が正しいのか見当もつかない。
全てが偶然の積み重ねに過ぎないなら、この奇跡的な不運を呪いたい。
因果応報?神様?運命?
それを何と呼んでもいいが、私はそれを、嫌悪している。