前置き


 今回は、去る11月11日に行われ、YUIさんの2006年学園祭ツアーのファイナルとなった福岡工業大学立花祭後夜祭でのライブの模様をレポートさせて頂きます。

 メモなどは取らずに記憶のみを捻り出して書いておりますので、言葉や表現が実際とは異なる点も多々あるとは思いますが、その辺りは大目に見つつ(笑)、YUIさんの地元ならではの暖かい雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。






ライブレポート                 執筆  ナカ (アラ)


学園祭ツアーのファイナル、しかも舞台はYUIさんの地元福岡という事で、ライブへの期待は最高潮!
しかし当日の朝、部屋のカーテンを開けると、外は・・・!!
思えば春のファーストツアーの時にも、福岡公演の日は雨でした。
まさか、福岡のファンの中に雨男が・・?(笑)
だが今ノリにノッているYUIさんならば、最高のライブで嵐なんて吹き飛ばしてくれるはず♪
そんな期待を抱きつつ会場へ向かいました。

大学のすぐ前の駅で電車を降り改札を抜けると、構内にライブの看板が設置されていました。
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さらに、看板の指示通りに駅を抜け学内に入ると、会場のFITアリーナまでの通路にも数メートルおきにポスターが貼ってありました。
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雨対策も施してあり、スタッフの方達の苦労と成功への意気込みが感じ取れました。
そして会場に到着すると、入場がチケットの整理番号順であるにも関わらず既に100人近くのファンが来ており、傘を差したり屋根のある場所で一休みしながら、開場時刻を待っていました。
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やはり福岡のファンも他の地域に負けず劣らず熱い!
ただ、この待ち時間は、雨とかなりの強風の為にとにかく寒かった・・・
震えながら開場を待つ沢山のファン、しかしその目には、

「 YUIの歌をこの耳で聴きたい! 」

という決意が篭っていたと思います。

そんな中でいよいよ開場時刻となり、入り口に向けて整理番号順に並びました。
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寒い中長時間待ち続けていた方も多かったのですが、みなさんスタッフの指示に従い落ち着いて並び、混乱はなく入場する事ができました。
ただこの入場の間にもまたパラパラと雨が降り、番号が後ろの方の人はかなり辛い思いをされたと思います。
しかし会場の中に入ると暖房がバッチリ効いており、まさに天国!(笑)
座席もなかなかゆとりのある造りで、みなさん冷え切った体を休めながらライブのスタートを待っていました。



そして午後4時、会場の電気が落とされ、期待のこもった大きな拍手と共にライブが始まりました!
1曲目は『 feel my soul 』だったので観客も座ったままYUIさんの声にじっと聴き入っていましたが、2曲目の『 Free Bird 』では前の方から立ち出し、総立ちでリズムに乗っていました。
3曲が終わり音が途切れたところで、会場内のあちらこちらから沢山の

「 おかえり~! 」

の声が上がり、YUIさんは一呼吸置いてから

「 ただいま 」

と答え、MCが始まりました。

今回はYUIさん自身、

「 学園祭ツアーのファイナルということで凄く盛り上がって行こうと思っていましたが、地元福岡なのでなんだかリラックスしちゃってます 」

と言うように、かなりのんびりとした、こっちはちょっと心配でドキドキしてしまう様な雰囲気のトークが繰り広げられました(笑)

また、

「 今日は友達や母も聴きに来てくれていると思うので、嬉しい 」

という話もありました。しかし来賓者席にはソニーの人しかいなかったのでYUI母がどんな人なのかはわかりませんでしたが(笑)

ライブの前半はどちらかと言えばゆったり聴いてもらう構成という事で、アコースティックでの『 Blue wind 』など、改めてYUIさんの曲の「 美しさ 」を感じさせられた気がします。



後半では逆に、ノリのいい楽曲を中心として、みんなで楽しめるライブに突入しました。

まずは正にYUIのROCKという印象の新曲『 Rolling star 』
続いての『 HELP 』ではファーストツアー以来恒例となっている

「 オーベイビーベイビー♪・・・ 」

というサビでの手拍子つき大合唱
とはいえ初めてこの曲を聴く人も多く、最初はみんな声が小さい・・・
しかしYUIさんが

「 日ごろのストレスを発散するつもりで大きな声出して! 」

と言って盛り上げ、最後にはほとんどのお客さんが笑顔大声を出していました。

また、この頃にはMCのテンションも随分上がってきていました。
小さい頃に母親と2人でとんこつラーメンを食べに行った時、紅しょうがが切れていたために母親

「 しょうがが無いけん、しょーがない 」

と言ったら、隣のカップルが爆笑した、という、YUIさんには珍しくちゃんとオチがついている話も(笑)

またバンドメンバーが九州へ来るのは何度目かという話になり、ドラムのムタさんが

「 俺は阿蘇山の麓で『噴火』した事がある 」

と言い、YUIさんが

「 えっ?噴火って何?? 」

興味津々に尋ねると、

「 お酒を飲みすぎて気持ち悪くなってね・・ 」

と答えられ笑いながら納得するという場面もありました。

そんな盛り上がりの中、YUIさんにとっても思い入れのある『 Good-by days 』でライブが一旦終わりました。



しかしYUIさんが舞台袖に消えると、すぐにアンコールの声が聞こえはじめ、あっという間に会場中に広がりました。
そして地元ファンの暖かいコールが響く中、バンドメンバーとお揃いのラグランTシャツに着替えたYUIさんが再び登場っ!

開口一番、

「 アンコールの声が男女で分かれてて『アンコール』(低音)『アンコール』(高音)って役決め?を決めてたみたいで面白かった 」

と笑っていました。
さらにベースのエイちゃんから

「 役割って言いたいんでしょ 」

と教えられたYUIさんは

「 なんかお兄ちゃんみたい(笑) 」

と発言し、エイちゃんが紫のニット帽をかぶっていた事から

『 紫のお兄ちゃん 』

と命名し、このあだ名(?)が気に入ったのか、他のメンバーにも順番にあだ名をつけ始めました。

観客席からの声も取り入れながら決定したあだ名は・・・
エイちゃんが

『 紫のお兄ちゃん 』

カジさんが

『 色々のおじいちゃん 』

ムタさんが

『 噴火祭のおばあちゃん 』

そしてYUIさん自身が

『 とんこつラーメンの赤ちゃん 』!

・・・もう何を言ってるのかわかりません!(笑)

しかしこのMCによりYUIさんと観客は妙な一体感で結ばれ、その勢いでアンコール1曲目?b>『 Tomorrow's way 』悄?br /> この曲を歌い終わると、メンバーの演奏をバックにYUI客席に向かってお辞儀をし始めました。それも、この会場の観客席は縦に5つのブロックに分かれていたのですが、ステージ上を移動してそれぞれのブロックの正面に行き、ブロックごとに1回ずつ丁寧に頭を下げていったのです!
よく言われていますが、YUIさんはやはり「 感謝の人 」なんだなぁ・・と再確認した瞬間でした。

そして演奏が終わるとバンドメンバーは退場し、YUIさん1人だけが舞台に残りました。そしてこの時、今回のライブで最も多くのファンの記憶に残ったであろうセリフYUIさんの口から・・・

「 デビューのために上京した事で淋しい思いをさせてしまったお母さんにも、この曲を贈ります・・『TOKYO』 」

そして、しんと静まり返った場内に、アコギ1本で歌うYUIさんの、想いのこもった歌声が響き渡ったのです。
さらに最後のサビではマイクから離れ、本当の「 肉声 」とギターの生音のみ
で熱唱・・・観客の心に鋭く突き刺さる、最高の『 TOKYO 』を聴かせてくれました。

全16曲を歌いきり、惜しみない拍手を受けながら舞台を降りるYUIさん、いつもの様に舞台の端で観客に向かってお辞儀を一つしたのですが、いつもよりも、少しだけ長いお辞儀だったように感じました。。



ちなみにライブ終了後に会場の外へ出ると、開演前にあれだけ観客を苦しめた雨がすっかり止んでいました!
これはまさにYUIパワー!!!(笑)
会場を出たファンは、YUIさんが次に福岡に戻って来る時には今日より更に一回り大きくなって帰って来るに違いない!と確信しているかの様に軽やかな足取りで、晴れた夜空の下を帰って行ったのでした。






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