バスが来る少し前になった時

スーツ姿でトランクを持つ男性が何処からか湧いて来た

私達も慌てて列に並んだ。

「この人達も同じ会社かな」

「さぁ?」

二人で不思議に感じていた

違和感のある列

その中にいる私は、気分が優れなくなって来ていた

バスが着き、次々と乗り込んで行く

私達も乗り込んだ

ネクタイが気持ち悪い

それにこのバスのスーツ姿の男性

嫌だ。

息苦しい

スーツ姿の男性だけ乗るバスに、私は言葉に表せないほどの

気持ち悪さを感じた

慣れないからだと自分に言い聞かせるが

脂汗がにじんで来る

橋本さんが、心配をしてくれた

私は、何とか持つと思いますと弱気な返事をした。

私達が降りるバス停で、ほとんどの人が降りた

見渡せば、そこには大手会社の研修施設が建ち並んでいた

その奥には、高級住宅街

コンビニすら見当たらない静かな所だった

バスを降り、うつむき加減に歩いていたら

さっきまでいた人がいなくなっていた

私達も、自社の研修施設の前についた。

私は、橋本さんの後に付いて入った。