ようやく誠は、車いすで移動出来るようになった

歩きたいと言ったのだが、

看護師に暫くは我慢して下さいと言われ

渋々車いすに乗る事になった

その地点で、誠の機嫌は悪くなり始めていた。

暫くして診察の為、誠とみゆきは診察室に呼ばれた

ついに誠は今の身体の症状を聞く事になった

「なぁ、ドキドキするな」

「え、そうですね」

「退院したら、温泉でも行くか」

「そうですね」

「どうした、何かあったか」

「いえ別に、なんでもないですよ」

誠とは対照的に、みゆきは不安で仕方がなかった

診察室に入ると、先生の顔が見え誠は次第に緊張して行った

「村田さん、まず診察をしますので

ベットに横になって下さいね」

先生は、そう言って誠の身体の診察を始めた。

「これが、村田さんの頭の写真です

こちらが手術前、こちらが後です

ここの部分が梗塞をおこした箇所です

きちんと、手術は上手く行ってはいますね」

「で、どうなんですか?」

誠は、ドキドキしながら聞いた

「はい、それを今から説明しますね」