10時間を超え、間もなく11時間近くになろうとした時

看護師達の動きが慌ただしくなった

みゆきはとっさに、看護師の一人に手術が終わったか聞いた

「間もなく先生が出てきますので、もう少しお待ち下さい」

みゆき達は、先生が来るのを待つのだが

一分、一秒すらが長く感じた

五分ぐらい経っただろうか

主治医の先生が現れた

「手術は、終わりました。

今から説明しますので、診察室にお越し下さい」

「じゃあ、みゆきさん達行ってきて」

そう言われて、こわごわみゆきは診察室に入って行った

一緒に孝則さんがいたのが、少し心強かった

「では説明しますね。一応手術は成功しました

患部の修復は完璧に出来たと思います

ただ、経過を見てみないと解りませんが

最低でもある程度の後遺症が残る確率が高いと思って下さい」

「後遺症はどの程度ですか」

みゆきが声を荒げた

「いや、今の所どの程度かは解りません

少し経過を見ないとその辺はまだ解りません

今、ご主人様は手術が終わりICUでお休みになって見えます

少しでしたら面会、して頂けますので看護師に案内させますね」

「村田さん」

看護師の呼ぶ声が聞こえた

これから、誠の待つICUに・・・

みゆきは、誠の無事を祈りながら入って行った。