初日には狼が誰かなんてまだ分からないよ、という人ほとんどだと思います。

ですが、かなり高い確率で見分ける方法はちゃんとあります。

 

初日にはよく作戦が提示されます。

たとえば、

「みんなで疑わしいと思っている人を言っていこう。そして多く集まった上位を投票対象にしよう」

(下位を投票対象にしようというバージョンもあります。)

というふうに。

すると、質問してくる人がいるでしょう。

「賛成」

「それやろ」

と言う人もいれば、

「反対」

「それはどうかな」

と言う人もいるでしょう。

ここで目をつけていただきたいのは、作戦の提示に対して1番初めに反応した人です(質問してきた者も含みます。短い発言も含みます。兎に角1番初めに発言した人です)。2番目も誰だったか覚えておいた方がいいでしょう。3番目になると怪しくなります。(その提示に対して長話をですが1番初めにしだした者には注意が必要です。)

狼は特に1日目のしょっぱな・前半は引き気味にプレイすることが多いので、作戦の提示に対してすぐに反応を示さないことが多いです。

ということで、初めに反応した人は狼ではない可能性が高いとなります。

狂人の可能性はあります。狼よりかは1日目のしょっぱな・前半から積極的にプレイしますから。

 

ですが、次の作戦はどうでしょう。

「今月は9月なので、8、9、10月生まれの人を投票対象にしよう」

ある狼は9月生まれだったとしましょう。

狼は、自分が投票対象に入っていると分かるとすぐに反応してしまうことがあるんですね。

つまり、初めにあげた作戦より、狼でない者を見つけられる確率が落ちるということです。

 

つまり、狼に自分が投票対象になるかすぐには分からない作戦をとることが好ましいわけです。

 

ということで、村人は次々作戦を提示していくことが大切になります。そうすれば、高い確率で狼でない人間を複数知ることができますから。13人村で3人も(2番目の者も入れれば6人も)分かれば勝ったも同然でしょう??

 

村人は、初日のしょっぱなから気合を入れて取り組まなければならないのです。

 

なお、作戦を提示した者は狼ではないとは限りません。狼も、作戦を準備してきたかもしれませんからね。

 

言うのを忘れていましたが、フライングマン(つのられる前に初めに役職を名乗った者のこと、フライングして占い結果、霊媒結果を言った者のこと)もかなり高確率で人外なのでした。

また、「他に占い師、霊媒師はいませんか?後で出てきた者は絶対に信用しません!」と(強く)言った者も結構人外ではないのでした。