この度は

おじじに暖かい

メッセージをくださった


おぼろさん

月の音さん

atelier sitlus さん

ソラさん


心から感謝いたします




思えば、今年に入り随分と痩せたなぁと感じていました。

おじじは推定年齢16、7歳。随分と歳をとったなぁ。。。。



でも目力はしっかりしていて、食事も頑張って食べていました。

しかし今月に入ると口臭が目立つようになりました。その臭いで腎臓が弱っているだろうと推測できました。

抱きしめると骨はゴツゴツしていて、抱き上げるとびっくりするほど軽くなっていました。

体重を測ると2.44キロしかありませんでした。

おじじはラグドール系なので、最低でも4.2キロはないといけません。あまりにも痩せすぎで、それでも普通に歩いているのが不思議でした。


いつも私の後を追ってきて、座ると直ぐに膝に乗ってくるおじじ。

最近では苦手な夫にも抱っこを催促していました。

何となくこれからもっと頻繁に沢山抱きしめないとなと思い始めていました。おそらく直感でたくさんの思い出を作らないといかんと思っていたのだと思います。


7/15に友達のゆかまんちゃん が遊びに来てくれた時も

沢山甘えて抱っこして貰いました。

しかし少し前から食欲も落ち、積極的に食事を摂らないのが気になっていたので、「病院に行くか?」と尋ねると「補液したいから行きたい」と答えたので、7/18に病院のアポを取りました。

食欲が減ってきたので、ちゅーるにチューブダイエットをお湯で溶かしたのに混ぜて与えていましたが、口を手でカイカイする仕草をし始めるようになりました。まさか口内炎か…。


7/16になるとヨロヨロとふらついて歩くようになり、殆ど寝て過ごすように。

この時点で「もう夏は越せないかもしれない」と覚悟をし始めていました。

写真で見ても分かるように目線もしっかりせず。


力丸も何かを感じていたのでしょう、おじじがそばに来ても嫌がらず側にいました。紀之介に「逝くの?」と聞くと「逝くよ」と答えました。

あぁ、夏を越す前に…ではなく、ここ1週間がヤマだろうと覚悟しました。

この時点で「明日の病院どうする?」と聞くと、「病院は行かない。逝くときは自分で決める」と何度も言われたので、この日から夜は一緒に寝るように。診察のキャンセルをしようと考えていました。

7/17。
この日から飲まず食わずになる。

もう歩くのもヨタヨタ。完全に寝込むように。

蘭丸と力丸が寄り添います。


お気に入りの力丸と。


もう逝くよ


と言い続ける。口元を見ると血が滲んでいる。免疫力が下がり口内炎が再発したのです。

プレドニゾロン半錠をポケットに包んで飲ませました。少しでも痛みを和らげたい。

身体もかなり脱水が進んでいたので、水分補給を紀之介に確認して少しずつシリンジで飲んで貰っていました。

なるべく紀之介のそばにいたいので、双子の保育園の送りを夫にお願いしました。できるだけ側に居たい。

しかし保育園のお迎えはしないといけないので、「子供達と会いたいよね?待ってて」とお願いすると「まだ逝かない」と言ってくれ無事お迎えに行けました。

この夜がヤマか…。

彼を撫でながら寝ずに側にいましたが、たまに起きてヨロヨロ歩き出す。凄いなぁ。


Pennyには感謝してる

良い経験をさせてもらった

子どもたちにも囲まれ、たくさんの猫たちにも囲まれ、楽しい猫生だった


もう体はボロボロだ

もう十分生きた

悔いはない

☝️

これは

ゆかまんちゃんが

紀之介から受け取ったメッセージです。



7/18。

朝1番に病院に診察のキャンセルの連絡を入れる。昼にアポがあったのですがやっぱりやめておく。

昼前にゆかまんちゃんが紀之介に会いにきてくれました。たった数日前は歩いていたのに、今は寝たきり。そしてお世話になっているキャットシッターさんも紀之介に会いに来てくれました。

紀之介はとても喜んでいました。


再び、双子の保育園のお迎えを急いで終わらせ、夕食の支度もキッチンに紀之介を寝かせ、呼吸しているか確認しながら家事をこなす。

キッチン内をたまに移動していてびっくり!


実は、なるべく楽に逝って欲しいのでヒーリングをしようと思っていたのですが、アニマルコミュニケーターであるゆかまんちゃんに聞くと「ヒーリング要らない」と言ってると教えてくれました。私も聞いてみると「ヒーリングせず、自分のペースで逝きたい」と言うのでヒーリングをする事はありませんでした。


ヒーリングせずとも移動もできるし、もう少し生きれるかな?

ご飯(液体)食べる?と聞くと「食べる」と言うのでシリンジで30mlほど与えたのですが、食後直ぐ吐いてしまいました。

もう食事は喉を通らなきくなっていたのです。


夜も添い寝していましたが、うっかり爆睡してしまい、ハッと起きると紀之介の呼吸が早くなっていました。確か4:00過ぎだっと記憶しています。

私は紀之介と逝く時は私の腕の中でと約束していたので、「逝くか?」と聞くと「逝く」と答えた後直ぐに口呼吸なりました。

そこで紀之介を抱き抱え腿に寝かせました。

ハァハァと早い呼吸、そして一定のタイミングでカハっと咳込む。

この時に、我らが猫軍団のみーくん、きよちゃん、蘭丸、リキ、ぼーぼ、勘介が順番に紀之介のところに来て挨拶をしに来たのです。

勘介は紀之介の顔を舐めてくれ、しばらく側に居ました。ぼーぼも側にいました。


私も何度も彼の名前を呼び、有難う!生まれてくれて、我が家にきてくれて有難う!愛してるよ、もう好きな時に逝きなさい!と叫んでいました。


40分ほど時間が過ぎたでしょうか。

もしかしてもう…逝くか…。。。

と言う時に力丸が再度こちらに来て、紀之介の側に座ったのです。

その後直ぐに紀之介の呼吸が止まりました。


7月19日

@5:01

1番可愛がっていた力丸に見守られ、旅立って行きました


枯れるように逝く

寝込んだのは2日弱!!!!!


まさに老衰で

理想的な逝き方ではないだろうか?


でも

でも、でも、

!!!!でも!!!!


やっぱり逝ってしまった

紀之介を抱きしめ

大声で泣きました


ありがとう!!!と

何度伝えて


おじじを綺麗に洗いました


ふわふわに綺麗になったおじじ




7月22日

午後14:00に

荼毘に伏せます