日本人の英語の下手な理由についての記事を見つけました。要約すると、日本人は英語はネイティブの発音じゃないといけないというような英語のハードルを高く設定して、話す自信ががなくて使わないからなかなか習得できないということでした。他のノンネイティブはネイティブの発音じゃなくても、それぞれの国の発音でも通じれば問題ないと思っているので英語のハードルが低く、積極的に使おうとするから英語が上達するということでした。 

 

この状況を服に例えられるような気がしました。ネイティブの英語はその場に適した現地の服で、ノンネイティブの英語はそれぞれの国の民族衣装のようなものの気がします。日本語なまりの英語は、着物ですね。確かに異様に見えるし、不自由するかもしれませんが、一応服としての役目は果たしていますよね。それだったらまだうまく着こなせない現地の服を着ようとするより、思いっきりジャポニカの着物でいいのではないでしょうか? 特徴を強調すれば逆に強みになります。また、海外では結構日本人の評判がいいので、なまりから日本人と分かるのも悪くありません。むしろメリットがあるぐらいです。実際自分自身、日本人ということで得したことが結構あります。 

  

英語の発音が下手だからしゃべらないというのは、現地の服が無いので外に出ないというのと似ているような気がします。現地の服が無ければ、着物を着ればいいのではないでしょうか。もちろん、現地の服の方がその国の風土、気候に適しているし、違和感が無いので現地の服を着こなす努力は必要ですが、とりあえず着物でもいいので、外へ出ましょう。 

  

あまり人目を気にしすぎると上達するのに時間がかかります。スキーでも、人目を気にして転ぶのが恥ずかしいと言っていると、なかなか上達しません。人目を気にしず、思いっきり転ぶ勇気のある人の方が上達が早いですよね。 英語も間違いを気にせず、今のレベルでいいから積極的に使おうとすれば早く上達するのではないでしょうか。