●  子供を信頼する    
いちど子供がやると決めたら子供を信頼(している振り)するべきです。あまりうるさく言うと、かえって逆効果のようです。子供にとって信じてもらっているということがやる気になっているようです。また、信じている人を裏切りたくないという気持ちが働くようです。ただ、時折テストをして本当に勉強をしているかは確かめました。子供を信じるべきですが、信じ過ぎてもいけません。子供にとっても親は信じているという安心感を与え過ぎると緊張感がなくなるので、そのさじ加減をうまくする必要があります。 子供を信用しすぎてすべて何もチェックしないと、決められたことを何もしていなかったということになりかねません。子供は、常にどの位までなら許されるかという限度を探っています。ですから一度その限度を緩めてしまうと、それ以降その限度まで  子供は攻めてきます。一度限度を緩めてしまうとまた元に戻すのは大変です。なぜなら子供に今回は特別だったというような融通は効かないからです。

●子供に決めさせる  
人は、コントロールされるのを嫌います。人の決めたことは守りたがりません。とりわけ男の子はそんな感じがします。それで、親が決めるのではなく、自分で決めさせれば子供は決めたタスクをより守ろうとするでしょう。ただ、大人ほど責任感が無いので、それなりのフォローアップは必要です。 

大人はこれをしないとゆくゆく問題になるとか自分の経験で分かっているのですが、子供はまだそれが分かりません。よくあるのが、子供の時もっと勉強しておけば良かったとよく言う人がいますが、恐らく本人も子供の時はそうは思わなかったと思います。ですから子供に今の時点で勉強の重要性を語っても上の空でしょう。

ですから、理想は子供自身に決めさせるですが、子供が自分で勉強の目標を決めるのを期待するのは難しいでしょう。正直我が家も結構子供に決めさせられずに親がコントロールしてしまっています。自分自身も試行錯誤でやっているのが現状です。
 
 子供の性格や環境は違うので、その子供と家庭の事情でより良い方法を見つける必要があります。子育ては試行錯誤の繰り返しです。