突然ですが、あなたは車を購入してどれくらいの期間新潟で走らせましたか?1ヶ月ですか?1年ですか?それとも5年?もしかして10年以上?少なくとも3年以上通勤や買い物でなどで出番の多い車は塩害でサビが出始めているはずです・・・・。
さて、ここから先は一部のカーオーナー様にとって残酷な話なので読みたくない方はすぐにページを閉じて頂いて構いません。(できれば知っておいていただきたいですが)
ネット上にこんな残酷な記事があったので紹介します。
ある方が車の買い換えを検討して車の買取店さんに売却の見積もりを依頼したところびっくりする査定を出されたといいます。
その方の車は同じ車の中古車売却相場よりも13万8000円も安く見積もられてしまったそうです。これでは車の乗り換えを断念しなくてはいけない。それくらい残念な査定ですよね。
なぜこの方の車は走行距離もさほど多くないにもかかわらずこんなに安く査定されてしまったのでしょうか?
理由はたった一つ
ボディーは白っぽくくすみ、下部の錆止め塗装をしていない下廻りは錆に侵されてしまっていたのです。
つまり、車の美感が損なわれていたから。ただそれだけ。
故障もへこみもないのに。
原因は流通にありました。
買取店は車を買い取った後、当然次のオーナー様へ販売するわけですが、もしあなたが中古車屋さんで車を買うとき(車種、走行距離、年式、色も同じ)なら外装が傷んでツヤのないボケた状態で下廻りもサビサビの車とコーティングされてピカピカに輝き下廻りもしっかり防錆されていて新潟で乗っても安心そうな車のどちらを狙うでしょうか?
きっと綺麗な車を選びたいと思います。
ということは同じ価格なら、さびた車が売れ残ります。
売れ残ると車屋さんはデメリットしかないので安くてもサッサと売ってしまいたいわけです。
もう、言うまでもありませんね?
査定の差はその後の売却価格と直結しているのです。残念ですが新潟で車に乗る以上サビと戦う事は避けて通ることができません。なぜなら新潟は全国的に見ても車が錆びやすいワースト県なのですから。海が近いので潮風でボディーや下廻りが塩に曝され塩害をもろに受けます。さらに冬は融雪剤(塩化ナトリウムや塩化カルシウム等)による塩害を受けます。
そして、塩は細部まで入り込み徐々に車体を侵食し始めます。
初めのうちは酸化速度も遅いため気になりませんがある程度範囲を広げた頃からは急速にサビの面積と深さが加速されます。
じゃあどうすればいいんだ!
自動車の塩害地仕様は聞いたことがありませんが、塗料メーカーはちゃんと塩害対策塗料を雪国や離島などの塩害地域限定で普及活動をしてくれている様です。
FM新潟でもフィゲロア近辺で流れる塩害ガードのCMはおなじみですよね?他にもタフコートやノックスドール等錆止め系アンダーコート関連の塗料は実は沢山あります。
話を元に戻してできる対策をお伝えすると、
対策その①
できるだけ頻繁に、できればお湯で洗い流す(ガソリンスタンドの下部洗浄等)そして、積雪時は高速道路の利用を控える(大量の融雪剤が撒かれている為)
対策その②
車の購入後なるべく早いうちに下廻りの防錆塗装を施工しておく
実際にできる施策といえばおおよそこの2点です。
①は時間に余裕がある方向けの対策、②は先回りして安心を得たい忙しい方向けの対策と言えます。
②は一時的には施工料金がかかりますがその後の売却価格から考えても愛車を綺麗に保つという観点からもポジティブな投資と言えるのではないでしょうか?
あなたはどっちの対策でこの冬を乗り切りますか?
ps.
車に過酷な新潟ですが2017年もあなたとあなたの車の綺麗を一緒に造っていけたら最高です。
カーコーティングのGLOSSY
防錆部HP http://tosou-glossy.com/anticorrosive.html
電話 090-1453-2498