風の音心の中がきゅうっと痛むときがあるふと思い立って電車に乗ってほとんど誰もいない南の方の海辺に行ったガタンゴトンと揺れる電車窓から見える緑差し込む光古びた駅風の音波の音心地よくて自由ででもなぜか少し寂しくて家に帰って夜中にふとホームで聞いた風の音を思い出したそれからもっと昔に北の方の駅で夜に電車を待っていた時のこと戻らない時間と束の間の自由と心をきゅうっと締めつける風の音