6月17日(土)、市ケ原までハイキングに行って、飯盒炊爨をしてきました。
今回は、薪や食材・調理器具すべてを自分たちで運び、自分たちでかまどを作ってご飯を炊くという
ちょっとめんどくさい「ハイキング」です。
たくさん写真を撮ったので、ブログも長く、ちょっとめんどくさいブログになっちゃいました。行けなかった人も次に行くときの参考にしてね。

手に持っている白い袋には薪や飯盒が入っています。リュックにはお米と水と缶詰めに着替えなど。
湊川公園駅から新神戸駅まで地下鉄に乗ります。



いきなり坂です。
たくさんのハイカーでにぎわっています。

この白いひよこみたいなのは、神戸市中央区のマスコットキャラクターで「かもめん」と言います。

古そうですね。
神戸市のマークがたくさんついていました。
布引水源地水道施設の重要文化財に指定されていて、今から100年以上も前からあります。

布引の滝の中で一番大きな「雄滝」です。
落差43m。
迫力もあるきれいな滝です。
ここでちょっと一休み。


この辺りには、布引の滝のことを詠んだ和歌を書いた石がたくさんありました。
「布引三十六歌碑」です。
大きくなって和歌に興味ができたら探しにきてね。
どんどん登って、見晴らし台まできました。

一休み。のはずが、ここには滑り台などの遊具があったので、遊んじゃいました。元気さにびっくりです。


四国の有名な橋をまねしています。


「谷川橋」
大正時代からあります。これも重要文化財です。


「五本松かくれ滝」
雨でダムが満水になって放流するときだけ現れる、幻の滝なんだって。
もうすぐ大雨がふるという天気予報だったから放流してたのかな?滝が見られてラッキーでした。
さあもうすぐダムです。
「布引五本松堰堤(ぬのびきごほんまつえんてい)」、通称布引ダム。
大きな石のかべのようです。


ハーブ園に行くゴンドラです。
ハーブ園はだいぶ上のほうにあるんですね。


お水おいしい。
飲み水があるのがありがたいです。
ダム湖の景色がとってもきれいでした。
山が湖に映っています。
このダムは明治33年(1900年)に日本で初めて造られた重力式粗石コンクリートダムで、100年以上も現役で働く水道施設です。



一休みして、出発。



すごい声が響いてきます。
ウシガエルです。
どこにいるのかな?
ここからは、坂があまりありません。
もうすぐです。

茶店まで来ました。
茶店の犬とクマ。

さあ、この手前の階段を下れば「市ケ原」です。
がんばったね。
「市ケ原」到着。




かまどの作り方
大きな石を安定させながら積んでいきます。飯盒の大きさを考えて無駄のない広さのかまどにします。

の順に積んで、一番下の新聞紙に火を着けます。
マッチで火をつけますが、初めての子どもたちがほとんどでした。

飯盒にお米を入れて水を入れます。
今回の米はの量は一人140gで水は200ccです。1合よりちょっと少なめです。
ポイントはこんな感じ。(おっちゃんが用意していた絵です。)

飯盒は火にかけて、15分ほどでふつふつと沸いてふきこぼれそうになります。あわてずそのまま様子を見ていて、ふきこぼれなくなったらOK.。火からおろして、ちょっと開けて確認します。まだべとっとしていたらもう少し火にかけます。
炊けたら飯盒をひっくりかえして、今のうちに、付いているすすを新聞紙でこすってとります。熱いから軍手を忘れずに。
しばらく置いたら出来上がり。


さあ、実際に火にかけましたよ。
あっ。沸いてきた。

きれいに出来上がりました。とっても美味しく炊けました。ちょっとだけできたおこげも美味しい。

「サバの味噌煮」や「やきとり」など各自好きなものをもってきました。お湯で温めて食べました。
これは「コンビーフ」。どうやって開けるのかな。
美味しい顔ではいポーズ。





食べたら、遊ぶ。


滑らないように気をつけて。

「タニシ」集めてます。

魚がいるのかな?
捕まえようとしましたが、にげられてしまいました。

飯盒に入れようとしたの?

ボコボコにせんといてよ~

女の子は濡れないように慎重に水遊び。

男の子たちはだんだん激しく水のかけあい。

もうビショビショ。
めっちゃ!
楽しかったね。

河原に咲いていた花です。
とってもかわいかったので。
何ていう花でしょうね。
着替えをして、きれいに片づけます。
飯盒は分担して持って帰って洗います。残ったご飯も持って帰ります。
火の始末もきちんとして、木を焼いた後の炭も持って帰ります。
忘れ物はないかな?
ここから、荒田八幡公園まで約7キロ、出発です。

大龍寺までは登りですがそこからは下りです。


疲れてます。
だるくてしんどいです。

大龍寺前です。
一休み。
しんどかったね。
水も少なくなってきました。

大龍寺山門を通って最後の登り。
キツイ!

下りになりました。
あれ、みんな急に早くなりました。
気をつけて。
転んだ子が数人いました。
おばちゃんは下りのほうが足が痛くて、みんなに付いていくのがたいへんでした。

この山は「再度山
ふたたびさん)」と言いますが、それは大龍寺に弘法大師が2回来て修行をした事が由来です。
この道は、弘法大師が通ったので、「大師道」。一丁(おおよそ100m)ごとに目印の石があります。
山手高校のあたりの二十一丁まであります。



最後の休憩です。
水は分け合って飲みました。
おやつもありがとう。

トイレがあります。
山道はここまで。

山手高校の横。
もう少し下の山手大学の中の橋から「ほたる」が見られます。

ここはもう校区内。
もうすぐですね。

荒田公園到着。
予定より40分ほど遅くなりましたが、おばちゃんたちが待ってくれていました。
みんなの元気にはびっくりしました。
小さい子も、がんばりましたね。すごいです。
「めんどくさかった?」『それほどでもなかった』
「楽しかった?」『楽しかった!』
「またこんなんあったら行く?」『行きたい!』
とってもとっても嬉しかったです。