フィギュアスケートファンの間では、日本の選手に対するジャッジは厳しいとよく言われています。又選手個人も自分の点は辛いと思っていることでしょう。口には出しませんが。

しかし世界にはそれを口にする選手がいます。キムヨナ選手もどうして自分にはこんなに厳しいのだろうかといっています。これはマナーに反しますが、おそらく世界のどの選手も心の中では思っているはずです。マナーのことについては又別の機会に書くとして、本人もしくは選手を応援する人にすれば、もう少し良い点が出てもよいはずだ、と感じるのは当然でジャッジがどんなに公正であったとしても同じでしょう。

ジャッジとて人間ですから完全にとは無理でしょうが、実際にはかなりおかしい点もよく見かけます。それもかなり恣意的と思われることがよくあります。

たとえば大会の行われる地元の選手にはかなり甘い点が出ます。 たとえば日本の選手がNHK杯でよい点が出ても、次の試合でもそのくらいを期待すると、厳しい結果になってしまいます。もちろんジャッジが違うこともあるでしょうが。これなどはまだ許せる範囲かもしれません。

お金をもらってジャッジをしている以上、その雇い人である団体の上の人に悪く思われたくないとの心理が働くのも又やむを得ぬことかもしれません。先ほど述べたように、声援を送っている選手の得点はどうしても少し厳しいのではないか、と感じやすいものですから、上層部の声援していそうな選手の得点は、甘めにする必要があります。

これをけしからん、不公平だといったところでどうにもなりません。要はISUの上層部に日本人がなることが手っ取り早いことです。とにかくスポーツに限らず国際社会における、日本の発言力のなさは情けなくなります。そして日本の上に立つ人達の、事なかれ主義、弱腰は歯がゆいばかりです。これはとかく個性が強い人とか強引な人、強力な発言力のある人などは煙たがられ、上に立つ人には八方美人や無難な人を尊重する日本独特な風土によるもので、このような人が世界で発言力を得たり、上層部に選ばれることは至難のことです。又なれたところで、他国の顔色ばかりに気を回し、自国の利益を図ることなど到底できないでしょう。