織田信成選手は一年間のブランクの後、復帰するに当たり大変心配されたのが、以前の力をどれだけ維持しているか。試合感は?モチベーションは?等、心配しながら迎えたのが、NHK杯でした。

特に今年は、オリンピック前年でもあり、3枠もかかり、高橋選手の怪我で、織田選手にかかる期待も大きなものがあります。

しかし、NHK杯で見た織田選手は、以前の力どころかさらに成長し、安定度も増し、人間的にも一回り成長していることを感じさせるものでした。

これなら大丈夫だ、と安堵したのは、私たちフィギュアスケートフアンのみならず、スケート関係者も同様であったろうと思います。

織田選手は、スケート選手でもあった母親をコーチとして力をつけ、2005年には、浅田真央選手と同時にJR世界選手権を制し、高橋選手とともに、日本のトップ選手となったのですが、トリノオリンピックの前哨戦の日本選手権で、いったん1位となりながら、ミスジャッジで2位に落とされ、大変悔しい思いをしたようです。

織田選手はこのときのミスや、NHK杯優賞のときの号泣、そして不祥事など、精神的に幼いのではないか、とも言われ批判もありました。しかし今回見る織田選手は、大人になったなと思わせるものがあり、あの不祥事のブランクは、彼にとって、けして無駄ではなかったのではないかと思いました。
現在は、モロゾフコーチの下、4回転ジャンプの確実性に力を入れているようです。

  
  飛べぬなら 飛んで見せよう4回転  信成


四大陸、そして世界選手権、日本選手のリーダーとしての、自覚と活躍を期待しています。


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