TVが突然、壊れました。

赤い電源ランプが点滅しています。

 

リモコン、ちっとも効かない。

 

最近の製品は紙の取説ブックはなく画面で確認することになっている。

だけど、その画面が見れない時はどーすりゃいいのさ。

 

しかし、私だって、今や、もう、こんなことではびっくりしないのだ。

私は慌てず、騒がず、スマホで検索する。

本当にありがたいことに、必ず解答のページを見つけることができる。

 

そのご指示通りにやってみる。

本体の電源ボタンを長押しして電源を切る・・・・点滅、止まりませんけど。

そして、もう一度電源を入れると・・・。

そもそも電源、切れてないと思われるので一応、ボタン押してみたけど、変化なし。

 

それがだめなら、次の手。

コンセントからTVのコードを引き抜く。

やっぱりね。原始的のように思えるけど結局はこれだよね。

重い昭和の家具のテレビ台をズズズッと前に動かし、家具の裏にかくれていたホコリだらけのコードをコンセントから抜いてみた。

点滅は止まる。

当たり前だ。

少し、置いてもう一度コードを差し込んで見る。

じゃーん、もう一度点滅が始まっただけ。

 

つぎ、これで治らない様なら下記にご連絡うんぬん。

そして修理代?金額が書かれてあった。

 

コンセント抜き差しして変化なかった時点で、ダメだ、こりゃ、と思った私は心強い味方のいつもの街の電気屋さんに電話しようと決めていた。

いつも忙しそうな電気屋さん。

運よくこの日は空いていたようで代わりの小型TVを持ってすぐに来てくれた。

私と同じ作業を繰り返し、念のためサポートセンターに電話し、やはり要修理と確認してくれた。

修理代65,000円。WEBの画面にある金額の倍だ。

2016年製。

そう、買ってそんなに時間がたっていないと思っていた。

「最近、この頃の故障が多くてお客様に本当に申し訳ないと思って。困っちゃうんですよ。」

と電気屋さんが言う。

「せめて10年保ってくれたら、10年使ったんだからって言えるんですけど・・・」

ちなみにTVにつないであるDVDレコーダー。

同じメーカーの2007年製。

次に壊れる電化製品はこれだな、と私は思っていた。

今でこそ、配信で見ている韓国ドラマだがこれを買った当時は大丈夫か?と思うほど毎日のように録画を繰り返していた。

その他にもフィギュアスケートの試合や、Eテレの番組など、これを通さずに見る番組などないくらい酷使してきたのに、いまだに何ともないのだ。

2007年と2016年の間に何があったのか。

2007年製は日本で作られ、2016年製はどこか外国、多分、中国あたりで作られているんだろうなと思う。

それでも日本のメーカーはサポートセンターがきちんと対応してくれるのでまだ、マシだという。中国や韓国のメーカーだと修理などという考え方がなく、日本のサポートセンターも全然頼りにならないのだそうだ。

 

結局、新しいTVを買うことになった。

いろいろ考えて4K対応にすることにした。

あとで、やっぱり4Kにすれば良かった…と悔やまないように。

 

しかし、ここへきて、これは痛い。

やっと大型出費が終わった!と思ってたのにぃ。

 

今年は出費が嵩んだ。

おもに母が亡くなったことに起因するので仕方がないけど。

 

仕方がないけどぉ、バンバン、出費していたので少し金銭感覚のタガが緩んだきらいがある。

ちょっと刹那的な気持ちにもなっていたかもしれない。

これから年を取っていくバッカリだ、元気なうちにやりたいことをやっておくんだ!みたいな・・・。

お金、残したってしょうがないじゃん・・・と友達に宣言したりして。

 

だけど、所詮、庶民なのである。

ちょっと消費金額がかさんでくると「使いすぎじゃね?」などと不安になる。

一応、管理表(家計簿)のようなものをつけているので来年からこそシッカリ考えてみようとおもっているところであります。