を一昨日、夕飯時に主人と2人だったので観ました。

主人が前に買ったDVDで。

凄く面白かったです!



文字通り、面白い場面で笑いました!

いや知りませんでしたが、

「椿三十郎」って、

勿論主人公(正義)側が勝つんだけど、

コメディ要素も有り、

時代劇なのに、

強い剣客が主人公なのに、

人を切る(◯す)事には否定的で、

そして義理人情や、

一見悪そうな敵側にも、

最終的には温情を掛ける人が居る、

と云う、

私にとっては、

人としての物語と云う意味では、

「完璧な作品」でした。



「椿(三十郎)」は、
正に花の椿から取った、その場の偽名?と云う事も私は知りませんでした。

もう本当にテレビ観ないので、私は前からこうして夜は、古い映画を主人と観て過ごしたいと思ってます。

主人は子供の頃、実家で「チャンネル権」が無かった時から時代劇や、アメリカの軍人物?が好きで、軍人じゃ無い?けど、「サンダーバード」も好きだったようです。

私は近年ですが、昔の日本映画を観るようにしてます。
blogの以前の記事にも、
小津安二郎監督作品の「東京物語」や、
「時代劇傑作集」等を観賞した感想を呟いてます。

いやしかし、
黒澤明監督作品は昔、「乱」とかがテレビでやってたのをチラッと観て、何か人の業と云うか欲望?みたいな物が描かれて居るように感じて、ちょっと怖い印象だったんですが、
まさか「椿三十郎」のような、こんなに笑える作品も有ったとは、本当にびっくりしました。
観てる内に、政治的な事を笑いに紛らす作品の多い?チャップリンみたいだと思ったけど、
近年では、松潤が徳川家康の一生を演じた、
脚本家、古沢良太さんの「どうする家康」みたいだとも感じました。
「どうする家康」も、特に家康の若い頃は、
随所にコメディがちりばめられてましたし、
最後は「戦う事」や、それに伴う「人の命が失われる事」にも焦点が合わせられて、考えさせられる作品でした。
そんな所が「椿三十郎」との共通点を感じました。

ちょっと知ってるつもりの、超有名な方(監督)や作品でも、実はちゃんと観て無い素晴らしい作品がまだまだ日本には沢山有ると、改めて感じました。
有る意味古の作品では有りますが、今の日本の作品よりは私には合うし、何より「観たい」と感じます。

以前のblogでも呟きましたが、
2004年~2022年迄、
「日本映画監督協会」の「会長」は、
(北)朝鮮「国籍」の人だったので、
その間に、日本の才能有る人や、日本(人)の良さを現す映画が、もしかしたら潰されて来たのかなあと思ってしまいます。

日本人から観て、日本人らしい日本(軍)人が出て来る戦争映画が、アメリカ人のクリント・イーストウッド監督の、ニノ主演の「硫黄島からの手紙」や、やはり三船敏郎が出てた昔の映画「血と砂」くらいしか私は思い付きません。
「血と砂」は、
気っ風のいい朝鮮女性慰安婦と日本軍人の、
「同じ側で戦う同志」的なストーリーです。

まあ実は、下の写真のように、戦争関連の映画DVDは随分前に買って有ります。
アメリカの日系人による、米軍内でも非常に勇敢、優秀な「442日系部隊」の映画2作品は直ぐに観ましたが、「敗戦した日本」を描いた作品はなかなか勇気が出ずまだ観て無い物が多いです。
「バルトの楽園」は第一次大戦で、敗戦しても居ない時のいい「実話」なので観ましたが、
他は多分、悲惨な実話の部分が多いので、日本人としては理不尽な内容でしょうから、なかなか観る勇気が出ません。
仕事の連休が有るので、近々観たいと思いますが。

そうそう、先日ネットニュースでチラッと見ましたが、イーストウッド監督は90才を幾つか越えられ、お元気?そうですね。
ぜひニノと、再会して欲しいですね。
「You!全然変わって無い(若いまま)じゃ無いか?!」
っ言われそうですよね(笑)
それであわよくば、嵐のメンバーで映画を作って欲しいなあ。
イーストウッド監督は年齢的に無理でも、
「どうする家康」やその他ヒット作品の多い古沢さんの、笑い有り涙有りの、心温まる脚本で5人のストーリーが観たいです。