嵐大好きアラシアンズが贈る ユメ二カケル monoカタリ

嵐大好きアラシアンズが贈る ユメ二カケル monoカタリ

女の子と嵐のメンバーとの妄想ものがたりです。
趣味の範囲での物書きなので 本格的な小説をお好みの方はスルーしてください。
BLではありません。
主人公になった気持ちで楽しんでくださいね。

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これ・・・。

 

一枚のチケットに付箋が貼られてある

 

付箋には

 

みにおいで。と一言。

 

 

 

 

「どうして これくれたの?」

 

肩が触れるか触れないかの微妙な距離が

なんだか余計に ドキドキして

服から伝わる微妙な感覚の方に神経が集中してしまっていた

少しも動けないほど緊張している自分が

おかしいことは分かっていても

勝手に身体が反応してうまく話せない。

なんとか

会話を続けようと

思わず聞いてしまった その言葉。

 

馬鹿だな

 

聞かない方が賢い。

 

何を期待しているんだろう。

あえて 傷つくことを自ら聞かない方が賢いのに。

 

「。。。。俺の好きな・・場所だから」

 

静かにそう こたえてくれた 彼の方をみると

まっすぐにわたしをみて

 

 

「俺は・・・君が 好きなんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

差し込む光のまぶしさで

夢から覚める。

 

 

 

 

 

ムックリ起き上がると あまりの恥ずかしさに穴があったら入りたい心境だった。

なに勘違いしてるんだ。

そんなわけない。

 

 

枕元に置いた いちまいのチケット。

 

あれから そんな夢を2。3回見る。

 

勘違いも甚だしい。

 

でも 勝手にみてしまうそんな夢。

 

いい年して なにやってんだか。

 

自己嫌悪の3日目。

 

 

 

とうとう 今日 約束の日。

 

 

智くんがくれた このチケットで 美術館に行ってくる。

 

16時。

 

駅に待ち合わせ。

 

昨日お店に来た智くんに 明日待っててね。と耳元で言われた

意識しすぎなのか

 

「キャッ!」

 

と言うと

 

美智子さんに

 

「は?若い子のふりするんじゃないわよ」

 

と言われ

 

凹む。

 

智くんはそんなわたしと美智子をみて フフ っと笑っていた。

 

「さっき なに こそこそ 智くんと話していたのよ」

美智子に聞かれたけど

「何もだよ」

とはぐらかしておいた。

 

また 面倒なことになるのが嫌だったから。

 

 

チケットが余っていたからくれただけ。

 

変に期待してる自分をなんとかしたいのに

勝手に夢にでてくる妄想。

 

自己嫌悪。

 

さて。

 

どうするか。

 

男の人と出かけるなんて 何年ぶりだろ。