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嵐大好きアラシアンズが贈る ユメ二カケル monoカタリ

女の子と嵐のメンバーとの妄想ものがたりです。
趣味の範囲での物書きなので 本格的な小説をお好みの方はスルーしてください。
BLではありません。
主人公になった気持ちで楽しんでくださいね。

智くんとマスターは昔からの知り合いらしく

週に3回ほど カウンターでマスターと話をしながら お酒を飲んで帰っていく

お客さん。

 

わたしが来たときからすでにいて

この人が有名な人だとわかったのは それから 数週間後だった。

 

その時は マスターからも美智子さんからもずいぶん驚かれたけっけ。

 

話せるようになったのも 

わたしが 智くんにビールをぶっかけてしまった あの日からだった・・・。

 

思い出したくもない思い出だけど

あれのおかげで 今がある。

 

「・・・・ふふふ 大丈夫 。でも・・・・結構やらかしてるよね 君」

 

服をふきながらそう言った。

確かになれない仕事で 失敗をたくさんしていたのは事実。

 

「そそっかしいよね 楓ちゃんって」

そのうち そう言われるようになって

 

そう言われるようになって 数週間が過ぎると

「ほら。ちゃんと持たないと溢れるよ」

と注意されるようになってしまった。

 

 

わたしの方が年齢上だよね・・・・。

 

その引っ掛かりはあったものの

自分のできなさが情けなく

素直にその言葉を受け入れた。

 

でも

 

そう言って笑ってくれる智くんの笑顔が あまりに可愛くて

芸能人のオーラたるものを 感じた瞬間だった。

 

きっと こういう笑顔に ファンは 癒されてるんだろうなって。

わたしも 彼の笑顔に 何度となく癒された。

 

 

その智くんが

 

絵を描いてることを知って

 

「見せてほしな」

 

といったことが

 

もらえてしまったわけだけど・・・・・

 

 

智くんにもらった絵を部屋に飾ってみた。

 

一番 目につく場所に。

 

この深い蒼色が大好き。

なんて綺麗な青を作れるんだろう。

 

月夜に照らされ その絵は いちだんと 深い蒼を作り出していた。

 

さて。

 

片付けようかな。

 

絵が入っていた紙袋を片付けようと

 

ガサガサっと 袋の中に 何気なく手をいれると

何か紙が入ってる。

 

 

ん?

 

 

手にとって 見てみると

 

 

 

「これ・・・・って」