二宮和也くんといえば、ギター、ゲーム、マジックなど、ハマったものは寝食を忘れて深く追求するオタク気質があることは有名ですが、実はその一方で、寂しがり屋で人懐っこい一面もあるそうです。
そんな彼について、ジョニーさんが語ってくれました。

──嵐の二宮和也くんは、Jr.時代から演技派として注目されていましたが、ハリウッド映画に出たり、蜷川幸雄や倉本聰などの大御所に見込まれたり、俳優として目覚ましい成長を遂げていますね。

ジョニー でもサ、最初は苦労したんだヨ。オーディションも落ちまくったり、受かってもエキストラっぽい役ばっかりだったり。

──え、そうなんですか!?

ジョニー 『金八先生』のオーディションでニノが落ちた役に、Jr.の風間が受かっちゃったこともあったな。でも、そのすぐ後に坊主にならなきゃいけない役のオファーが来てサ、松潤と相葉とニノに「坊主の役だけどやる?」って聞いたらニノだけOKしたんだヨ。ボクはあのとき、彼の役者魂を見たネ!

──『硫黄島からの手紙』でも潔く坊主にしてましたもんね。

ジョニー でもサ、坊主頭って、うちのキラキラ衣装と全然合わないの。だからJr.時代、坊主で『Mステ』の収録に来たときは「YOUは出なくていいからMC席にいなさい」って命令しちゃったヨ。

──ひ、ひどい…

ジョニー 愛のムチだヨ!だいたいニノはもともとジャニーズ顔じゃないんだから仕方ないじゃない。Jr.時代に「なんで俺のウチワ作ってくれないの?」って聞かれたときも、つい「YOUのなんて作るわけないじゃない!」っていじめたことがあったなぁ。


──そういえば、最初は一重まぶたで地味顔だったような…

ジョニー いつの間にか二重になったよネ(笑)。まあ、さんざん冷たいこと言ったけどサ、実はボク、オーディションの時から目をつけてたんだヨ♪

──やっぱりスターになる人は第一印象も違うんですね?

ジョニー うん、ダンスの試験中に、やる気なさそうに後ろで揺れてるだけの男の子がいて、それがニノだったんだよネ。「なんで踊らないの?」って声かけたら「見りゃわかんじゃん。狭いんだよ!」ってキレられちゃって。

──それって、いいエピソードなんですか?

ジョニー ボクは、事務所の社長だからってペコペコする子より、無邪気な子が好きなんだヨ。この間も「夢に嵐が出てきたけど、4人しかいなくて、誰か足りないと思ったらYOUだったんだ」って、つい意地悪言っちゃった。

──でもそんな自然体の二宮くんだから、友達も多いし、高橋克実さんや大竹しのぶさんなどの先輩に可愛がられるんでしょうね。
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ジョニー 見た目も可愛いしね。

──でも、そんな二宮くんにも、いろいろスキャンダルがありましたよね。

ジョニー もう! 人がいい気分で話してると、すぐそういう話に持っていくんだから!

──ま、まぁそうおっしゃらずに。

ジョニー 確かに、デビュー直後にスクープされたときは焦ったヨ。ファンの前で謝罪させたのに、数年後にまた同じ相手とスキャンダルでしょ。
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──その後も、出会い系サイトで知り合ったという女性の告白や長澤まさみとの熱愛など、いろいろありましたね。
[サイゾープレミア]

二宮くんが落ちた金八先生の役というのは、第5シリーズの兼末健次郎役のことだそうです。

表では優等生だけど実はクラスの裏番という、印象の強い役だったといいますが、自分が落ちての風間くんが受かったのは悔しかったでしょうね…


そして、坊主になるかどうか聞かれた1998年の『天城越え』では、主演の田中美佐子さんに恋心を抱く少年役でしたが、このドラマが“仕事へのプロ意識”を持つキッカケになったとか。

その後、役者としての姿勢が認められて倉本聰さんや大竹しのぶさんから気に入られ、映画『青の炎』で鬼監督・蜷川幸雄さんから高い評価を受けて、翌年の舞台『シブヤから遠く離れて』で再びタッグを組んだり、
さらに、『硫黄島からの手紙』でクリント・イーストウッド監督や渡辺謙さんと一緒に撮影できたことは、役者としてとても勉強になったとも話していました。

そんな、今やジャニーズの中でも演技派としての地位を確立した二宮くんですけど、あとはスキャンダルの方をなんとかすれば言うことないかも。

と言いつつ、、
すでに、スキャンダルも含めて彼の魅力の一分になってしまってる気がしますけど ^^;