優しく唇に触れるだけのキスを繰り返す。
彼の想いが溢れるくらい伝わってきて…
いつのまにかわたしの涙は消えていた。
触れる空気は冷たいのに…
彼が触れる所から、暖かさが痺れるように体中に広がる…
至近距離で相葉くんと目が合う…
彼の瞳が揺らめいた。
「センセ…やっぱり誕生日プレゼント、もらってい?」
「ん…?」
「…センセーがほしい。」
いつもより掠れた甘い声が耳元で囁く。
痺れた身体に甘い彼の言葉は麻薬みたい…
こんな感覚は初めて…
もっともっと、相葉くんに触れたい…
彼の暖かさをもっともっと感じたい…
「うん…」
そう言って、彼の胸に顔を埋めた。
彼の部屋まで、お互い何も話さずにいた。
だけど…繋いだ手がお互いの熱を伝え合う。
部屋の中もこの寒さで、空気がピンと冷えている。
ホントは部屋が暖まるまではコートも脱ぎたくないくらいだけど…
さっき感じた彼の暖かさを早く、もっと感じたい。
「エアコン、つけるね。」
そういって手を離した彼の服を引っぱった。
「どしたの…?」
一瞬でも離れなくない…なんて、恥ずかしくてごまかすように俯いた。
すると、ギューって痛いくらい抱きしめてくれた…
「そんな顔…しないでよ。。
も…ガマンの限界。早く、オレのものにしたくてたまんない…」
いつもより少し強引な彼の言葉に…胸の奥がキューーってなる。
こんな風に言われてときめくなんて…
相葉くんを好きになって、どんどん知らないわたしが現れる…
自分の想いを言葉にできなくて、かわりに彼の背中に腕を回した。
「…おいで。」
そう言って、わたしをベッドに座らせた…
彼が自分のコートとセーターを脱いで、シャツのボタンを外す姿から目が離せない…
細いけど…思った以上に鍛えられた身体に胸がドクン…って熱くなった。
男の人の身体を見て綺麗…なんて思ったの、初めて……
ポーッと見惚れてたら、いつの間にか彼がわたしの目の前にいてビックリした。
「なに驚いてんの?茗センセー(笑)」
ふふ…って緩く笑ったと思ったのに、次の瞬間には唇を舌でツーっとなぞられた。
それだけで、ビクって身体中が痺れて、力が抜ける…
輪郭だけをなぞるだけなのに…さっきよりもっともっと身体の芯まで熱くなる。
もっと、もっと…って先を見る…
堪らず、彼のシャツを掴んだ…
それがスイッチだったのか、彼がわたしの隙間から入ってきて息もできないくらいに絡ませる。
脳内がとろける…ってこういうことなんだ…も……なにも考えられない……
ただ、彼とひとつになりたい………

