何人かの談笑する声が聞こえてきて…
それが不快で目を開けた。

「あ。翔くん起きた」
最初に目に映ったのは俺んちの照明。天井。
…『翔くん』?
俺ニノじゃないの?

「ん…あれ…?」
視線をずらすと潤と目が合った。
「よく寝た?」

「へっ?えっ!?あれっ!?」
今まで自分の身に起きたことが走馬灯のように駆け巡って飛び起きる。
すると潤のやや後方にニノと相葉くんがいた。

「えっ何2人!?ニノ?えっ俺?」
「テンパるねぇ翔くん」
「ちょ、待って鏡!鏡ない?俺?俺櫻井で合ってる?」
「くふふ合ってる合ってる。合ってるから落ち着いて翔ちゃん」
「おかえりなさい翔さん」

落ち着けるかよ何なんだよ夢?夢だった?
にしては皆なんか知ってるぽくない!?

「はい水」
「…お前、は……潤…?」
「潤だよ」

疑いながらも水を受け取って一気に飲み干すと少し落ち着いてきた。

「なん、なんで皆ここにいるの…?俺もなんでここに」
疑問が次々と浮かんで何から聞いていいのか分からない。
誰か答えを知ってるのかも分からない。

3人は誰が説明するか決め兼ねるように顔を見合わせてる。

「何なの誰でもいいから説明してマジで」
「じゃあここは俺が」
潤が名乗り出たことに内心ほっとする。

潤の端折らない説明の仕方はいつもならまどろっこしいけど今日は有難い。

「まずね」
「おお」

「………昨日の朝起きたら俺相葉くんになってたの」

いや初っ端から分かんない。








☆このあと超絶しょうもないことになっていくので(ある意味)覚悟しといてください。
はーそろそろガチ翔潤に取り掛かろ♡(逃げた)