アヒルの話 | たちゅおのゆるくてためになるなんでもARASHIブログ
おはようございますキラキラキラキラ

ちょいと来ただけ たちゅおでございます


・・・・・・・何ですか皆さん、その目は(笑)

えぇ、そうですよ(笑)

世間は『明日、ママがいない』か知りませんけど、こちとら『今日も、ままならない』ですよ(笑)

そして、我が家は『今日も、母はいる』ですよ(笑)

『あれ~・・・あの人いつもうちにいるな~』なんつってね(笑) ←母親だwww

おいらだって、書く元気があればいくらだって書きたいところですよ!?(笑)


まぁ、それはさておき

去年にさぁ、野鳥の雑誌のエッセイコーナーに投稿しようと書きかけてたのがあるんですけど

採用されたところでもらえるのは単なるバッジだし、なかなか気合いが入らないというか

完全に書くのを途中でやめてたのを見つけたんで、、、ね(笑)

書きかけでなんとなく気持ち悪かったんで、今日はそれをアップということで(笑) ←せっかく書くならちゃんと書けよwww

後、さすがにエッセイをビッチリ詰めちゃうと、携帯の方からは読みにくくて仕方ないんで

多少なりとも間を開けつつ ねw


じゃ






 4歳ぐらいの頃だったろうか。家族で川沿いにある公園を散歩していた時のことだ。その場所がどこなのか、何故そんなところに行ったのかも分からないが、とにかく川にはカルガモが浮かび、川のほとりにはアヒル達が何やらガァガァ鳴きながら歩き回っていた。

 そんな折、父が『アヒルにエサをやってみたらどうだ』と。僕はと言えば、あんぱんのぱんの部分をほんの少しちぎってアヒルにあげることが出来るぐらいのとても裕福な家庭で育った上に、食い意地張って後で食べようとしていたあんぱんを『ご飯を奪われた被害者面』をアヒルに向けながら、しぶしぶあんぱんを恵むぐらいとても心優しい子だったから、アヒル達に持っていたあんぱんをちぎってやってみることにした。
 
ちぎったパンを投げると、アヒル達はすぐに気がつき落ちたパンをついばんだ。ところが、お腹を減らしたアヒル達は、パンが落ちるのを待たずにすぐにパンを持つ自分の方へと集まってきた。

 当時の僕は、なんたって4歳。今でも十分に小さいが、当時なんてもう大きめのアヒルの頭が自分の胸の前ぐらいの高さに来るもんだからそりゃぁ怖い。今だったら、飢えた鹿あたりが目の前に迫ってくる感じか?・・・恐ろしい。更に、勝手なイメージだが、アヒルは白い羽毛とは裏腹に、とても腹黒い。あの白目のない真黒な目は何を考えてるか分からない。同じ水辺にいるオシドリにしたって『オシドリ夫婦』なんて言って称されてるけど、実際のところはメスが卵を産めば雄はもうすぐにトンずらだ。パートナー・オブ・ザイヤー賞に殿堂入りする勢いの裏で、実際のところは毎年違う雌を追いかけ、産まれる子どもを見ることなくまた別の雌を追いかける(笑)

 話は戻って、アヒルだ。迫りくるアヒルが怖くてあんぱんをちぎる余裕無く、あんぱんを塊のまま投げてしまったが、アヒルにあんこは好評だった。あんこ好きの父があんこにありついた時と同じ顔をしていたもの。
 
 ところが話はこれで終わらない。あんぱんを投げて逃げ帰って来たたつお4歳に悲劇が訪れる。なんと、先ほどあんぱんをあげたアヒルが僕の背後から忍び寄り、あんこで汚れたくちばしを僕の洋服になすりつけ、そして背中に噛みつき去って行った。醜いアヒルの子とはよく言ったものだ。実に醜い性格をしている。エサを恵んでもらった上に、汚れたくちばしを服で拭き、もっとよこせと言わんばかりに噛みつくとは。あのアヒルが、その場で『立つ鳥跡を濁さず』『一石二鳥』なんてことを抜かしていたら、今すぐ当時のアヒルの子孫をとっ捕まえて北京ダックにするのもやぶさかではない。

 因みに、今でもアヒルはなぜか自分に近寄ってくる。もちろんあんぱんは持っていない。そして、アヒル口でもない。