Chihiro

Chihiro

つらつらと吐き出しながら

小説とか絵を書いてます


俺の書いたものの中に

貴方の心に


少しでも響くものがあれば


____幸いです。


2013/04/21

Chihiro

Amebaでブログを始めよう!

_____息が、苦しい。






視界が歪む




目の端に写るのは



ただ、ただ紅い



紅に染まってゆく君。





腰元から感じる痛みからさえも




何故だろうか







を感じた








「ッ・・・、な、んで・・・」







そう問い掛けると







「裕ちゃんが悪いんだよ?


全部。ぜーんぶ。


汚ねぇ奴等と話すし、あんなベタベタしちゃってさ・・・




祐ちゃんに触れていいのは僕だけなのに」










「ッ・・・・_____」








彼は




苦しみに顔を歪ませる俺に目をやると





嬉しそうに続けた。






「ねぇ、祐ちゃん?







僕、いいこと思いついちゃったよ?








祐ちゃんが、僕だけの祐ちゃんでいる方法。




僕、





見つけたんだ。”」




彼は,



顔を狂喜に



くしゃりと歪ませて、




耳元で囁く。







「”愛してるよ、俺だけの祐ちゃん。”」








嗚呼、




____狂っている。





けれど、




そんな彼からの愛も




心地良いと思えてしまう程




狂っていた。






____________________意識を手放す直前。




俺は、




愛しい瞳が





狂気の色に染まるのを見た











(愛してる、祐ちゃん)