_____息が、苦しい。
視界が歪む
目の端に写るのは
ただ、ただ紅い
紅に染まってゆく君。
腰元から感じる痛みからさえも
何故だろうか
愛を感じた
「ッ・・・、な、んで・・・」
そう問い掛けると
「裕ちゃんが悪いんだよ?
全部。ぜーんぶ。
汚ねぇ奴等と話すし、あんなベタベタしちゃってさ・・・
祐ちゃんに触れていいのは僕だけなのに」
「ッ・・・・_____」
彼は
苦しみに顔を歪ませる俺に目をやると
嬉しそうに続けた。
「ねぇ、祐ちゃん?
僕、いいこと思いついちゃったよ?
祐ちゃんが、僕だけの祐ちゃんでいる方法。
僕、
”見つけたんだ。”」
彼は,
顔を狂喜に
くしゃりと歪ませて、
耳元で囁く。
「”愛してるよ、俺だけの祐ちゃん。”」
嗚呼、
____狂っている。
けれど、
そんな彼からの愛も
心地良いと思えてしまう程
狂っていた。
____________________意識を手放す直前。
俺は、
愛しい瞳が
狂気の色に染まるのを見た
(愛してる、祐ちゃん)
