✿ みくる ✿ の 話  (´・◡・`♥)。 -20ページ目

これは悲しく散ったもう一人の人魚姫のお話です




あるところに美しい人魚姫がいました


人魚姫はある王子に恋をしてしまいました


人魚姫はどうしても人間になって王子と一緒に暮したかったのです


ついに『死の海』と言われるところに居る魔女に会いに行きました


そこへ行く途中、人魚姫はサメに襲われて顔に大きな傷を負いました


ボロボロの体で魔女のところへ行くと魔女は薬のビンを差し出しこう言いました


「声を渡せば美しい足を、髪を渡せば醜い足を渡してやろう、」と・・・・・


人魚姫は髪と引き換えに醜い足をもらいました


人魚姫はどうしても声は渡せなかったのです


「人魚姫、いつまでもその美しい声で歌っておくれ」


それが王子の口癖だったのです


薬を飲もうとした時、魔女は笑いながらこう言いました


「人魚に戻るには、愛する王子を殺す事になるぞ」と・・・・・・



そしてその晩、人魚姫は陸へ上がり王子に会いに行きました


ですが王子は、他の女を抱きこう言い放ったのです


「近寄るな!!化け物!!!」


サメに襲われつぶれた顔


引きちぎられたような髪の毛


ぼこぼことして汚い足


彼は美しくない人魚姫は


化け物にしか見えなかったのです


人魚姫は女と王子を短剣で突き刺しました


そしてこう言ったのです



「二度と恋などするものか」



海の底のような、暗く、冷たい声でした


そして人魚姫は魔女になりました




何年かの月日がたちました


「その美しい顔があれば、王子も虜になるよ」


こう言って、薬を渡し


絶望していくのを楽しんでいました



ある時の事


薬を作っていたときでした


「うわーーーー!」


と言う叫び声を聞き外を見ると


ある男がサメに襲われていたのです


「サメめ、どこかへお行き!!私はサメは大嫌いなんだ」


そう魔女が言うと、サメは魔女を恐れどこかへ逃げていきました


「すごいおばあさん!ありがとう」


その顔は彼に似ていた


こんな男は大嫌いなはずなのに


どうしても、「おまえは嫌いだ」の一言が出てこなかった


「いてて、おばあさん薬もってない?」


何でこんなに


「あれ?おばあさん顔赤いよ」


顔が熱いんだ


「近づくんじゃない!さっさとどこかへお行き!!」


と薬を投げつけました


ビックリしながらも彼は薬をつけた


「すごいや!治ったよ」


そう言って泳いでいきました



魔女は彼のことが気になり水晶に映しては一日中眺めてました



数ヶ月が過ぎた頃


彼が魔女のところへもう一度来たときのことです


その日は流れが激しく、魔女のかぶっていたマントがめくれ


傷が見られてしまったとき


彼は優しくその傷にキスをしました


「おばあさんって照れ屋さんだよね」


魔女の頬は赤く熟れていました


おばあさんは本当に彼に恋をしたのです


また会いたいと強く思うようになりました


そしてまた会うときはそう遠くはありませんでした


ですが、衝撃的な一言を言われたのです


「陸に居る美しい姫と暮したい」


魔女は必死で彼を説得しました


「やめろ!そんな陸に行ったって辛いだけだ」


ですが彼は首を横に振り


「でも好きなんだ」


そして魔女はカッとなってこう言いました


「人間は醜い!すぐにお前なんか捨てられる!!!」


その時


聞いた事も無いような大声を出して


「ばあさんの方が醜い!!彼女を悪く言うな!!!」


魔女はビックリして、こう漏らしました


「そんな、お前はいつだって私に優しくしてくれたじゃないか」


ですが彼は顔を背け


「だっておばあさんが可哀想だったから」


といったっきりでした


おばあさんはその人魚の綺麗な鱗を剥ぎ取り、薬を投げつけました


「いった!何するんだよ!」


彼は冷たい目で魔女をみました


「それを飲めば、人間になれるよ」


魔女は彼に背を向けたまま言いました


「だからさっさと私の前から消えるんだよ!!!!」


絶望と裏切りがこもった鈍く、暗い叫びでした


「ありがとう・・・・・・・・・」


これだけを残すと、海面へと上がっていきました


魔女はそのまま深い悲しみに包まれ延々と泣き続けました




彼は人間になりました


そして姫のもとへとたどり着きました


しかし、姫に捨てられ召使として働かされ、奴隷のようになった彼を


魔女は見続けました


海の一年は陸の十年


ボロボロになった彼は砂浜に横たわっていました


その死に目を見ようと魔女は陸へと上がりました


「おぉ、臭い。汚いね。誰にも見取られず死ぬのは辛いか?」


その声を聞いたのかおじいさんのようになった彼は魔女を見ました


「あぁ、まだ生きていたのか」


魔女が足でつつくと彼は口を少しづつ動かしました


「なんだい!!私が憎いか?恨めしいか?望んだのはお前だろう!!」


そう魔女は笑いながら言いました


ですが彼は首を横に振り、かすれた声でいいました


「ありがとう。ばあさん。」


そうハッキリと


その途端、魔女は彼を抱き寄せ泣きじゃくりながら叫びました


「あぁ、好きだよう!!死なないでおくれ!!好きだよう」と・・・・・


そして二人は波に飲まれ


海の泡となって消えました






おしまい











起きたときには病院にいた


つめたいい色の天井が見えた


起き上がろうとする



「ヴッ!?」



目が涙ぐむような鈍い痛み


そうか


俺・・・・・そうか・・・・・・・


蝶は?



・・・・・・蝶!



「蝶」



「幸太郎起きたのか」



「じいちゃん・・・・・蝶は?」



「・・・・・・・・・蝶は」



ためらうように顔を背けた



「居なくなった・・・・・・お前をよろしくって残して・・・・・・」



俺をよろしく?


なんでおれ?


犬たちは?


そもそも何で出て行った?



「あ、あと幸は重症だったが生きてるってよ。そして、犯人は捕まった」



幸?重症?


蝶は?


怪我してんじゃないか?


蝶に男の攻撃をよける事なんか出来る訳無い・・・・・



連れ去られた・・・・・・



俺のせいで?



ズキッ!!!!!



「幸太郎何やってる!!!」



探さなきゃ



「お前は怪我してるんだ」



「うるせー!蝶は1人でなんか生きていけるか!!!」



蝶は?


ちがう


俺が蝶なしでは生きていけないんだ



「今は黙って寝てろ!!!」



今の俺には何も出来なかった










2週間がたった


「家で安静」と言われて家に帰された



幸も家に帰ってきたがやはり元気がなかった



蝶・・・・・・今どこに居るんだい?



この前手紙が来た




幸太郎様へ


お加減いかがですか?

幸も幸太郎も無事だといいんですが

勝手に出て行ってしまい、本当にごめんなさい

私は、あなたに迷惑が掛からぬように

隣の、北山町に引き越しました。


P.S.

また会えればいいですね

幸にも会いたいです


蝶より






何だよ


少しづつ忘れてたのに


薬物中毒のようにやめられない


やめようと思えば


さらに欲しくなる







ついにその月に北山町に引き越してしまった


驚いたのは幸がその事を分かったのか俺のズボンの裾を引っ張ったのだ



「一緒に行くか・・・・・」



連れて行ってあげた




そしてそこで俺は一日中ティッシュ配りをしながら彼女を探した


どこにいるか分からない彼女を




数ヶ月、風のように過ぎ去った


いつの間にか雪が無くなり桜が咲いていた



そしてその瞬間はいきなり来た


それは幸と散歩している時だった


見覚えのある、やんちゃそうな犬を連れていた


長い黒髪にすらっと伸びた手足


だが、その隣には優しそうな男


蝶のお腹は幸せそうに少し膨らんでいた



「蝶・・・・・・」



ゆっくりと振り向いた彼女は確かに蝶だった



「幸太郎?」



その顔には幸せとしか感じられなかった


蝶は少し隣の男と話してこっちに来た



「うれしい!こんな所で偶然会えるなんて」



偶然・・・・・・


その言葉が胸に刺さる



「そうだね・・・・・・」



「皆、元気?今花の散歩中だったの」



「あ、俺は」



幸の方を見た


幸は蝶に事をうれしそうに見ていた



「幸を蝶に帰してあげようと思って」



「本当?!うれしい!!ありがとう!!」



そして、幸はうれしそうに駆けて行った





それっきり・・・・・


蝶、幸せになってね




俺は一生に一度美しい蝶に会った


何であの時捕まえなかったのだろう?





闇蝶  終わり






さやwith呟き



やっと終わった『闇蝶』


お付き合いありがとうございましたγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞイエーイ


これから次の話を考えます!!



一年生大会ですが


負けました・°・(ノД`)・°・・°・(ノД`)・°・・°・(ノД`)・°・


ですが

これからは『ビギナーズカップ』なんですが


経験者が出れない大会なんですよ(←ここ重要)


だからって一年生が出るのは至難の業・・・・・・


2年生の30倍がんばってユニホーム奪ってやるよ!!!


ユニホーム奪えなくてもユニホームの候補には入れればうれしいです!



では



これからもよろしくお願いします!!o(_ _*)oペコ



ゴスッ!!



骨がムズムズするような


いやな音がした



「ちっ!」



「こ・・・・・・うたろ・・・・・・う・・・・・・・?」



幸太郎が私をかばったのだった


そのせいで幸太郎の背中は真っ赤になっていた



ズッ・・・・・・



崩れ落ちた


手に血が付く


息が出来ない



幸太郎?



このまま息が止まって


動かなくて


冷たくなったら・・・・・・・・



わん!!!



いつもは大人しい幸が吠えて威嚇していた


そしてヤツの腕に飛びかかったのだ



「邪魔だ」



でもヤツは腕をふり下げ幸をたたきつけた



幸はヴーーーーと唸って動かなくなった



ドックン



花の泣く様な鳴き声がした



何でこんな事になるの?!



そう思ったとき、ふと気付いた




私のせいだった



私がいなければこんな事には




「ぅあーーーーーーーー!!!!!」



ごめんなさい


ごめんなさい


ごめんなさい




私なんか死ねばよかった


その前に何でコイツなんかと



何で!!


何で!!


何でなのさぁ!!!



外からパトカーの音がした


多分おばあちゃんが呼んだのだろう



「お前は一生幸せになんかするもんか!!

こんどはコイツを本気で殺してやるからな!!!!」



こう言って瑞貴は高らかに笑い外へ逃げていった



「幸太郎、幸・・・・ホントにごめんね・・・・・・・・

私なんかのせいで・・・・・・・・・・・」



私は壁に自分の指を切って「2人の幸をお願いします」

と書き花をつれてこの街から



逃げ出した




身から出た錆とは、こういう事を言うのだろう・・・・・







闇蝶  つづく





さやちゃんwith呟き


最悪ですね・・・・・・・(・・;)

蝶ちゃん可哀想!!(←自分が書いてるくせにorz)


話変わっちゃいますけども

私、短い髪をまた切っちゃいまして(゜ρ゜)


何でかといいますと!


今週の日曜に一年生大会があるのさ キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


しかもスタメン入ってます(-_☆)キラキラリン


がんばっちゃいますので、応援ヨロピク| 壁 |д・)<お願いします)