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テーマ：小学生でもわかる経済学
http://ameblo.jp/arashi-toranosuke/theme-10081578964.html
先日、妻と一緒にスーパーに行くと、安売りの野菜を高い値段で買ったと気づき、店員さんに聞くと「（安売りのほうは）売り切れです」とのそっけない返事。
ところがその店員さん、安売りの札をそのままに、売り切れて大きく空いたスペースに、高い野菜を並べました。
ちょっとぉ！
みんな安売りだと思って買ってしまうよ！何考えてんの？この人。
アルバイトなんでしょうね。責任感ゼロ。こういう店員ばかりじゃぁ、店も評判落としますよ。
愛想もない、ぶっきらぼう。そんな店員ばかりになるとは、景気が良かった時代には考えられなかったです。
お客さんと接する人は、きちんと教育された人でないと、ひとたび評判を落とすと、それを取り戻すのにどれほど大変か。
日本が景気が悪くなって20年。教育も受けていない店員を売り場に立たせている会社だらけです。
それも不況がなせるワザ。会社は生き残るのに必至で、教育にカネも回せないように絞め上げられています。
それでは、景気が社会に与える影響を考えてみます。
■景気が良い時
・給料が上がる。
・家計に余裕があるから物が売れる。
・品質が良い物、高価な物が売れる。
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・企業は良い物を作ろうとする。
・創造性が発揮され技術力が上がる。
・教育に取り組み、企業文化を重視し社会にも貢献。
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・世の中が明るくなり、ますます景気が良くなる。
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・支払う税金が増える。
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「年金」も「社会保障」も問題なし
問題あっても制度を整えれば解決できるレベルに落ち着く。
国民に負担を求めたり支払いを減らす必要なし。
こういう状態を「インフレ」と言います。
■インフレの行き過ぎ
・物価が上がりすぎて「バブル」になる。
･マネーゲームで儲ける人が続出。
・値段の上がりすぎが頂点に達するとバブル崩壊
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景気が一気に悪化。
マネーゲームで儲けた人が奈落の底へ。
■景気が悪いとき
・給料が下がる。
・余裕がない分、みんながケチケチ節約する。
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・物が売れない。
・安物ばかり売れる。安物しか売れない。
・だから企業の収益が下がり、給料が下がる。
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・企業はコストを下げる事ばかりに熱中。
・売れ筋以外は作らず、個性的な物は作らない。
・創造性がしぼみ、技術力が低下する。
・安全性を犠牲にしてまでもコストカットに専念
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食の安全を軽視し、中国産食材多用。
建築物や乗り物の安全性を軽視し事故多発。
コストカットの最も有効な方法は人件費（給与）カット。
・失業者増え、ますます不景気になる。
・企業文化という言葉すら聞こえなくなる。
・社会が停滞し、人々の心も荒む。
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・国民の所得が減るから、支払う税金も減る。
・年金や社会保障費の財源が減り、国民に支払えなくなる。
年金問題、社会保障費問題、国の借金問題が発生！
こういう経済が悪化していく状態を「デフレ」と呼び、その悪循環を「デフレスパイラル」と呼びます。
そこで、「国の財政が大変だ」と言って増税すると、
・国民の所得が減り、景気がますます悪化。
ますます税収が減り、政府の支払い能力が更に低下。
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もっと増税を！もっと節約を！
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もっと不景気になる。
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もっと増税を！の無限ループに落ち込みます。
増税すればするほど税収が落ち込んでいます。(青い線が税収全体)
デフレを煽るこのお方。
荻原博子：ワイドショーに出演しまくる「節約BBA」
※BBA＝ババアと読む。
この人。TBSの重役の奥さんで、生活には全く困らない大金持ちです。節約ばかり推奨して、景気が良くなる話はしません。
TBSと言えば、日本の韓国メディアと言われる放送局。在日韓国人社員がやたら多いと評判の局です。
この人は経済の専門家づらして、テレビに出まくってやたらと節約を煽ってますが、みんなが節約ばかりやると、景気が悪くなるんですよ。
庶民の味方のフリして、何がしたいのでしょうか。景気を悪化させたいんでしょうか。（させたいんでしょうね。）
テレビに出てくる人たちは、みんな大金持ちで、アナウンサーですら年収1000万円やら2000万円とか言ってますから、庶民の暮らしなど分かるはずがありません。
マスコミ定番の文句、「政治家は庶民の事などわかっていない！」って？
「どの口が言っとるんじゃ！
」さて、この20年間。
景気が悪い事を前提にして、政策を打ってきました。
景気を良くする政策をやらずに、
「政府の借金が大変だから、増税だ、年金カットだ、社会保障費カットだ」
こればかりやって、景気悪化の無限ループに落としてきた訳です。
この議論は根本的に狂っているというのはわかりますね。
税収を増やしたかったら、景気を良くする事が先。増税は必要ありません。
今回はこれまでです。
次へ続きます。
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