154.【実は多かった女武士】日本女性は神様の宝 【女は強し】 | 和敬清寂 ~書かぬが仏~

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見ざる言わざる聞かざる




おりょう

おりょう:龍馬さんの妻

陸奥宗光夫人
陸奥宗光夫人



日本女性と言えば、おしとやかな大和撫子を連想します。

ところが意外なことに、新渡戸稲造の名著「BUSHIDO 武士道」によると、武士の求める最高の女性像とは”男勝り”であること、だそうです。


もちろん強さだけが求められたわけではありません。

しとやかさや女性らしい立ち居振る舞い、教養などを身につけた上に、薙刀を操って自らの身を守り、いざとなれば男性に引けを取らない武勇を示して家を守ったといいます。

※槍のように長い薙刀は軽くできていて、反り返った刃が雑事にもいろいろと重宝したらしいです。


芸事の稽古は技を学んで世に出たり、人に見せるためのものではなく、一つは自分のこころを磨くため、もう一つは、家のため、客へのもてなしや、父や主人を喜ばせたり、息子達の教育のためのもの。


主人が主君のために命をかけるのと同じく、妻が主人のためならば表舞台にも立ち、主人の邪魔とならぬよう幕の後ろに身を引く。


父のため、主人のため、息子娘のために命を捨てた彼女たちの自己犠牲の道は、現代人の考えるような生やさしいものではなかったと言います。

幼い我が子がケガをして泣いていると「これくらいの痛さで泣くとは何という臆病者ですか。戦で腕を切り落とされたらどうするのです。切腹を命じられたらどうするのです」と叱る。

主人を貶める敵の策略に、自らその罠にかかったフリを装い、敵の刀にかかって命を落として主人を守った16歳の若妻あとまの物語、等々。



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女サムライ


さて、新渡戸稲造も知らなかった彼女たちの実像に迫る一つの事実が、最近のDNA検査によって明らかにされています。


横山茂彦氏の著書「合戦場の女たち」によれば、戦での戦死者のうち、三人に一人は女性だった事がDNA検査によってわかったそうです。

戦国時代末期の天正8年(1580年)沼津の千本松原の合戦場跡に残された首塚の遺骨105体のうち35体が女性で、他の場所でも同じような結果だったそうな。


あぁ、なんと神様は、ご自身の宝である日本女性を戦によって鍛え上げ、大和撫子と呼ばれる美しい姿の内側に、芯の折れない屈強な精神をお与えになられたか・・・


女性がしっかりと家を守っているからこそ、男は力を奮える、いわば野球のセットアッパーに例えられるかも知れない。その安心感は何事にも代え難い。


先発の自分が倒れても、後ろに守護神のリリーフエースが控えているからこそ、全力を出して戦える。

どっしり構えていなければならない男が、案外、頭で考えて悩んでいる事が多い。そこへ女性の
意表を突く発想と落ち着き払った態度で出てこられたら、こっちも落ち着かないと示しがつかない。


メンタルでも負けてるな・・・・なんて。

案外、男の強さも、”筋肉バカ”だったりするんで。


実は、女性の子宮感覚は、男性にはうらやましい。睾丸感覚なんて、怖いときに縮み上がってしまうだけなんだから。


現代の頭でっかちでこころの弱い男性諸氏は、女性の強さと美しさを舐めてはいけません。真の日本女性に命を捧げても惜しくないと言わせる男でなければ神様に顔向けできませんゾ



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