やはり、力不足で、続けるのは難しいです


この章でAMNOS嵐は終了し、このお部屋も終了します


6/16まで、お付き合いくださいませ





妄想のお話です。





~雅紀~


まあ、多少のトラブルはあったけど、楽しい旅行だった。


美味しい料理を食べれたし、珍しい観光も出来た。


なにより、5人で旅行したのが楽しかった。


仕事も順調で、今日は俺も松潤も社内にいるから、お土産の金箔チーズケーキを切り分けた。


松潤が手際よくお皿を差し出してくれるから、順番に載せていく。


翔ちゃんは、スプーンとフォークを手に、どっちがいいか、大ちゃんに聞いてる。


「しっとりしてるから、フォークかな?


でも、チーズケーキだから、ポロポロ零れそうだから、スプーンがいいかな?」


「どっちでも、食える。」


「じゃあ、フォークにするね。」


会話が成り立ってるのか、不思議。


大ちゃんって、翔ちゃんにキツイ言い方をする時があるけど、翔ちゃん、全然気にしないんだよね。


「コーヒー淹れたから、運んで。」


「あ、ニノ、サンキュー。」


松潤は、これまた手際よくコーヒーをテーブルに並べる。


来客用のテーブルセットに、5人で座った。


「おっ、すげぇ、本当に金箔だ。


しかも、ウマイ!」


大ちゃんが嬉しそうで良かった。


「あのさ…。」


ニノがケーキの皿を持ったまま、翔ちゃんの方を向いた。


「このお土産を買った砂金取りの所にも、例の男の人、いたんだよ。


あの後、お父さんとちゃんと話した?」


「うん、ちゃんと話してるから、大丈夫だよ。


まだ、お付き合いしてる女性はいないし、結婚も考えてない。


その時が来たら、報告するから、つけ回したりしないでって、言ったから。」


「なら、いいけど。


あ、1日目の坑道は、なんだったの?


ほら、相葉さん、何も言わずに俺を引き摺って出たよね?」


ニノは、今度は俺の方を向いた。


あれかぁ、まあ、話してもいいか。