入院4日目、朝ごはんを食べた後に処置室へ移動しラミナリアを抜いて内診しましたが、やはり思うように子宮口が開いてなさそうでバルーンをいれました。23週ってこともありまだまだお産にむけた体にはなってないから中々厳しいと言われました。前回は22週より前の死産だったため効果の強い膣錠が使えたけど、今回は22週を超えてるため膣錠は使えないそうで点滴だと中々効果が出ず時間がかかってしまうみたいでした。

点滴開始までに2階の部屋に移動しました。前日と同じ2人部屋でした。それから点滴を開始して昼前くらいからお腹に痛みが少しずつ出てきて、昼ご飯も半分くらいしか食べれませんでした。13時くらいから腰とお腹が交互に痛くなる感じでひたすら耐える時間が始まりました。バルーンが自然に抜けるからと言われてたんですが、中々抜ける気配がありませんでした。15時になると夫が来てくれました。だいぶ痛みも強くなったので点滴を追加したあとに先生に診察してもらうと、バルーンが半分抜けてたのでそのまま抜いてもらいました。そこから引き続き痛みに耐え続け、18時くらいに分娩室へ移動しました。晩ご飯が届いてたんですけどとても食べれる状況ではありませんでした。

分娩室に移動し、中々出てくる気配がなかったので無痛分娩をお願いしました。産声のない赤ちゃんを産むのにもうこれ以上痛みに耐えれそうにありませんでした。もっと早く無痛分娩にしてもらえばよかったと思いました。前回は陣痛が始まって2時間ほどで出てきてくれたので、全然耐えれる痛みだったし今回もそんなもんかなって思ってたら全く違いました。22週の壁でこんなに違うのかと思い知りました。

3回に分け薬をいれると痛みはなくなりました。そこから1時間ほどすると何か出てきた感覚があり、助産師さんを呼ぶともうほとんど出てきているようでした。その後胎盤を出してもらい、出産を終えました。

19時54分、502g 32cmの可愛い男の子でした。

その後はしばらく3人で過ごし、夫は帰りました。葬儀屋の人は次の日の午前中に来ることになったので赤ちゃんは病院に預かってもらいました。私の体は足のしびれがずっと続いてたのと体中痒かったです。